え~ 本日は皆さんに報告があります。
嫁さんの再就職が決まりました~!!
はい!!
おめでとうございま~す。
え~ 実は嫁さんは看護師なんですが、今勤めているクリニックが閉院することになりました。
そこで、就職先を探していたところ、たまたま近くのクリニックが募集をしていたため、面接を受けたところ見事
合格!!
いや~ 今年はついてますね~。
この調子で、けんちゃんの建築士も合格していればいいのですが・・・。
葦北のⅠ様邸が進んできました。
お客様の要望は、11月いっぱいで仕上げて欲しいということですが何とか間に合いそうです。
はいっ。 ここは重要です。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、洗面所の洗面台と洗濯機の配管です。
ハイブリッドソーラーハウスは、床下がコンクリートで埋まってしまうため、20~30年後の設備交換の時のために、少しコンクリートを下げて配管を移動できるスペースを確保しています。
こちらはキッチンです。200年住宅とまではいきませんが、変化に対応できるように工夫しておけば安心です。
屋根には、太陽の陽を気持ちよさそうに浴びるコレクターが完成しました。
早く、家の中を暖めたいとウズウズしていることでしょう。
はい。ここも重要です。
気密住宅は、息苦しいという方もいらっしゃると思いますが、気密施工はしっかりと換気するために必要なものです。
気密なのに、換気するため?
さて。何のことでしょう。
1、室内の汚染空気を排除し、新鮮な空気を給気する。
2、無駄な、換気をしない。計画的な換気。(省エネ)
3、内結露の防止(繊維系断熱材)
が大きな理由です。
1は、最近は、アルミサッシやビニールクロス等を使用するため意識しなくてもある程度の気密住宅にはなっています。何かが原因で汚染された空気は新鮮な空気と入れ替えなければいけません。
建材は、規制がかかって有害物質はありませんが、規制のかかっていない家具や、キッチンの燃焼空気、人の呼吸の二酸化炭素やタバコなどの汚れた空気をしっかりと排除し、新鮮な空気をその分給気する必要があります。
そのためには、窓を閉め切っている場合でもしっかりと換気できる計画が必要です。
2は、わかりにくいかもしれませんが、窓を閉めても穴だらけの家は、換気したくなくても勝手に空気が入ってきます。
例えば、蛇口から水を出して袋に水を貯めています。
この袋に穴がいっぱい開いていたらどうでしょう。
蛇口をいっぱいにひねらなければ袋には水はたまりません。
しかし、袋の穴が小さければ蛇口から出る水は少しでも常に満タンに保つことが出来ます。
この袋が家、蛇口が暖房だと考えてみてください。
どちらが省エネの家かすぐお分かりだと思います。
この小さな穴は、生活に必要な換気ことです。
3は、繊維系断熱材には重要なことですが、室内の湿気のある空気を壁の中に入れないようにすることです。
壁の中に湿気がたまると木部が腐ったりする可能性があります。
気密住宅は、空気を換気しない住宅で息苦しいと思われがちですが、ちゃんと意味があります。
下の写真と比べていただくとわかりますが、気密シートがとぎれています。
この部分は天井裏とつながる部分ですので、冬は冷たい空気が間仕切壁の中に落ちてきます。(断熱の仕方にもよりますが。)
このような、狭くてめんどくさい部分をしっかりと気密することで体感温度はかなり変わってきます。
なんか、えらそうなことを言っていますが、このような施工をきちんとできるようになるまではそれなりに時間がかかっています。
まず、そこまでしなくてもいいだろうと思っていましたから・・・。
しかし、いろいろ勉強していくと、このような見えないところをしっかりと施工することが省エネや、快適性に関係することがわかり、大工さんと工夫してきたわけです。
今では、しっかりと施工することができます。
熊本でここまでするところは他にあるのでしょうか?
コンクリートは、いくら慣れている左官さんでも真っ平には出来ません。
そこで、低いところはスペーサーをいれ、高いところは削って一本一本調整しています。
こうすることで、床の不陸を直し床鳴りを抑えています。
特に、うんちくはありません。
まぁ 根太がしっかり出来ていればいいわけです。
そろそろ終わりです。
この後は、シーリング工事です。
今日は、熱く語ってしまったので長くなりました。
ここまで読んでいただきましてありがとうございました。