平屋と2階建て、どっちがいいの?

平屋と2階建てってどっちが良いのでしょうか?

平屋のメリットは?

・ワンフロアで生活できるので楽

・階段が無いので安全、バリアフリー

・家族とのコミュニケーションがとりやすい

・耐震性と台風性

・将来のメンテナンスコスト

・屋外との連動制

・コンパクトに暮らせる

・プランニングはシンプル

・暖冷房費(光熱費)は抑えられる

デメリットは?

・広い敷地が必要

・屋外からのプライバシーや防犯性

・ワンフロアなので音が気になる

・周りの環境次第では日当たり風通りに影響が出る

・水害の時は逃げ場がない

・価格が割高

他にもありそうですが、ざっとこんな感じです。

広い敷地が必要で、水害の心配がない場所。夜間に窓を開けたければ防犯用の格子などの対策が必要です。広い土地が必要だったり、建築単価が高くなったりするので、効率の良いコンパクトなプラン作りが必要になってきそうです。

2階建てのメリットは?

・狭い敷地に対応できる

・価格が割安

・プライバシーに配慮した個室

・2世帯に対応しやすい

・2階は防犯性が高い

・リビング吹き抜けなど立体的な計画が出来る

・日当たりの確保

・水害の時に避難が出来る

デメリットは?

・上下階への移動が煩わしい

・2階の床の音の問題

・上下階のプランの難しさ

・耐震性と台風性

・将来のメンテナンスコスト

・家屋とのコミュニケーションがとりにくい

・暖冷房費(光熱費)は増える

・階段室や廊下など平屋より総面積は増えやすい

弊社のホームページには30件の施工例を掲載していますが、そのうち平屋は8件です。ご年配の方が多く、敷地も比較的余裕があります。

熊本市内の話では、やはり子育て世代の方は、予算の事や家屋構成で考えても2階建てが基本の計画になります。

子育て世代の計画でも、将来の老後の暮らしも考えて、1階に主寝室を計画し2階に子供部屋だけを計画した建物もあります。

2階ホールは、10年目に子供部屋を作りました。

というわけで、今回は平屋と2階建てのメリットデメリットをまとめてみました。

次回は、ハイブリッドソーラーハウスではどうなんだろう?という事を考えてみたいと思います。

サンクス建設の仕事

サンクス建設の仕事は、基本的にはハイブリッドソーラーハウスを建てること。

住宅屋ですが、他にもいろんな事をやっています。

例えば、水栓の水漏れ修理、交換や畳の新調、雨漏りの調査補修、外壁の塗装工事などなど。

なにも新築だけじゃなくてリフォームもやりますし、一般的な住宅関連のことは何でもやります。

最近、立て続けにご依頼があったのは、外構リフォーム工事。

2~30年前は、こんなに車社会じゃなかったので、車は1台しか止められない御宅も多い。

お客様のご要望は、

・車は3台止めたい

・カーポートも欲しい

・高齢になってきたのでスロープがが欲しい

本日はそんな工事のご案内です。

敷地は道路から上がっていて、間地ブロックが積まれています。

車は、玄関から一番離れたところに1台止められます。

結構不便です。

お庭には、立派な梅の木や元池があった時の大きな岩などがあります。

梅の木は、かわいそうなので移植予定です。

大きな岩や周りの植栽を撤去して、梅の木の移植準備です。

もともと駐車場だっ所を埋め戻し小さなお庭にして、梅の木を移植しました。

元々高かったお庭は撤去して、車3台分の駐車場を確保。

玄関まではスロープも用意しました。

ブロック工事もあらかた終わりです。

車3台分のカーポートを組み立てて

完成です。

以前のお庭とはもちろん使い勝手も良く大変満足頂いていますが、雰囲気も明るくなりご近所さんにも好評のようです。

サンクス建設では、住宅関係は何でも対応致しますので、些細なことでもご相談頂くと対応致します。

社長が代わりました。

サンクス建設は昭和63年11月13日創業です。
創業33年目です。

平成29年11月13日に、前代表取締役 池田 広治が、取締役会長に、前専務取締役 けんちゃん(池田 憲治)が、代表取締役に代わります。

お祝いでお花を頂きました。
生まれて初めてかもしれません(笑)

新しい体制に代わりましたが、今までと変わらず太陽熱で床暖房の家「ハイブリッドソーラーハウス」を普及させ、快適・健康・省エネな暮らしを多くの皆様に提供していきたいと思います。

12月30日~1月4日はお正月休みとさせていただきます。

来年もよろしくお願いしたします。

建築業界にも文春砲!!

芸能界や政界を賑やかせている文春砲ですが、10月5日号では住宅の記事が掲載されました。

タイトルは《「温かい家」は寿命を延ばす》
キーワードとして
・12℃未満は頻尿リスクが5倍
・窓から熱を逃がさない方法
・室温は脳の若さにも影響
・室温は冬でも18度以上に
などです。

ジャーナリストの笹井恵理子さんの記事で
慶應義塾大学理工学部 伊香賀俊治教授
日本エネルギーパス協会代表理事 今泉太爾氏
首都大学東京名誉教授 星旦二氏
近畿大学建築学部 岩前篤教授
などの話がまとめられています。

2年前の冬にも日経新聞に「日本の住宅、なぜ寒いの?」という記事が掲載され、とても喜んでブログで紹介しました。
こちら
あれから2年が経ち、建築業界としては高断熱化が進んできたのではないかと思います。

今回の記事に話を戻しますが、断熱性を上げると冬は室温が上がり省エネで快適。
という話ではなくて、室温が身体にどのような影響を及ぼすかという記事です。

主な内容

実は、イギリスでは「家の寒さと死亡率の関係」を数十年調査しその結果を分析して「住宅の健康・安全評価システム」として公表しているそうです。
健康を守る最低室温は「18度以上」とされ、高齢者には「21度以上」が推奨されています。
驚きなのは、18度以下の賃貸住宅には解体命令が出たり、寒い家に住んでる人は病気になりやすいので保険料が高くなるそうです。
18度を下回ると循環器疾患、16度を下回ると感染症などの発症や、転倒、ケガのリスクが高まるそうです。
日本では、地震に強い家は研究されてきましたが、健康を守るために温かい家を作ることをしてきませんでした。

しかしながら、日本でも住宅の室温と健康の関係性を研究されている方もいらっしゃいます。
高知の町で千人以上の方を10年間調査した結果ですが、18度以上に保つ家とそうでない家では、高血圧症の発症率が6倍も違うそうです。
さらに、加齢、肥満、喫煙、塩分摂取による発症率と比べても、家が寒い方が発症率が高いそうです。
他にも、脱衣室の温度で健康寿命に差が出たり、要介護の悪化スピードにも差が出るようです。
室温は、脳の若さにも影響を及ぼします。
床上平均温度が16度に住む人は、13度に住む人と比べて6歳若いそうです。

別の研究では、2万人以上を対象としてほぼ無断熱の家から、そこそこ断熱された家に引っ越した人を調査しています。
気管支喘息、のどの痛み、手足の冷え、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎などの八つの症状について明らかな改善が見られたそうです。

冬になると、必ずテレビや新聞などで取り上げられるヒートショックによる死亡事故。
宅内での何らかの事故による死亡した人は、15,000人にも上るとしています。
交通死亡事故が4,000人を切っていますので3倍以上の方が宅内の事故で亡くなっています。
依然聞いた岩前教授の講義で、朝出かけるときには
「今日も危ない家で生き延びられてよかったね、外は安全だから安心して出かけて行って。」
家に帰ってきたら
「おかえりなさい。さあ、家は危険なので気を付けてくつろぎましょう。」
正確ではないですが、こんな冗談を聞かされたのをよく覚えています。

高断熱で温かい家は、コストがかかるというイメージがありますが、将来的にはこのコストは十分回収できることとなります。
高断熱にすることにより、暖房費が安くなるし、健康で暮らせるということは、医療費にかかるコストも抑えられるということです。
長年、室温が低い環境で生活していると、血管に負担がかかって病気のリスクが高まり、年齢を重ねるほど健康寿命に影響してしまいます。

筆者の最後のまとめですが
温かい家は健康を守る。
冬でも「室温18度以上」を日本人の新しい常識にしたい。

以上、簡単にまとめてみました。

やはり、日本でもっと知ってもらいたいことは、というか知らないといけないことは、住宅が寒いと健康を損なうということですね。
省エネや快適性ももちろんですが、一番は健康でしょう。
サンクス建設の家づくりのコンセプトは「省エネ、快適、健康」なので、ハイブリッドソーラーハウスはばっちりコンセプトにあった住宅です。

中体連

長男涼太君は中学3年生(西原中)なので、中学校最後の大会「中体連」がありました。

野球部として頑張り、初戦は2年生主体の藤園中にコールド勝ち、2回戦は東町中に1対0で競り勝ちました。
前評判は、東町中の方が優勢と言われていたようですが、僅差での勝負でとてもしびれました。

3回戦は、長嶺中との対戦でした。
長嶺中とは、よく練習試合をしていて、対戦成績としては西原中の方がやや優勢でしたが、直近の試合では負けていた相手です。

小雨の中での試合で、お互いミスがありながら6対2と西原が勝っていたのですが、最終的には11対6と逆転負け。
中体連の時期は、梅雨時期なので試合が荒れる傾向にあります。
今回は、西原中が崩れてしまい、勝ちを逃してしまいました。
小雨の中での試合で、お互いベストな試合内容ではなかったことが悔やまれますが、今回の負けを将来に生かして行って欲しいと思います。

3年生は、気持ちを切り替えて、高校受験勉強が始まります。
今の成績ではちょっとやばいので、頑張ってほしいな~

熊本地震から5か月。地震後を簡単にまとめ。

え~ 早いもので、熊本地震から5か月がたちました。

このブログも、久しぶりに投稿します。

とりあえず、けじめとして震災のことをまとめてから、通常モードに戻らなければいけないと思っていたのですが、書き出すと大変だなと思い、ついつい5か月もたってしまいました。

4/14の前震(前震という呼び方はもうしないらしいけどわかりやすいので)は、とてもひどかったのですが、被害も少なくまだこれくらいで済んだならよかったね。という感じでした。
そして、あとは余震だからそれほどひどいことにはならないだろうと安心していたところで16日未明の本震。
前震の時もすさまじい揺れだったけど、本震はやっぱりすごかった。
音で表現すると「ガタガタガタ」ではなく「ズガガガガガガ~」って感じです。

震度を確認しよう思って調べてみたら、14~16日は震度5とか震度6とかが結構多いです。
http://www.tenki.jp/bousai/earthquake/entries_by_date?order=outbreak_datetime&&desc=1&date=20160415
この前、震度5を久しぶりに体感しましたが、やはり震度5でも結構怖かったです。
改めて、すごい地震だったなと思いました。

けんちゃんが住んでいる地域は、家が倒壊するほどではなかったものの、瓦の被害やブロック、石垣などはかなりやらていました。
1件だけ倒壊して、3人生き埋めだったのですが何とか無事でした。
意外だったのは、ブロック基礎で旧耐震基準(昭和56年以前)のひ弱そうな木造の建物でも、外壁の滑落や基礎の破壊などがありながらも倒壊までには至らないということです。
もちろんその後住むことはできないかもしれないのですが、倒壊して下敷きになるということはないようです。

そして、本震が夜中だった事と季節が過ごしやすい時期だったことは、不謹慎ながらとてもラッキーだった思います。
昼間だったら、商業施設などの天井が落ちて多くのけが人が出たでしょうし、冬場だったら多くの火事で大混乱だったと思います。
しかも、寒かったら避難生活も大変でした。
もちろん津波も来てないわけで、東北のことを思うと私達はまだラッキーだったなと思います。

16日以降は、かなりの大混乱でした。
電気、水道、ガスはストップして、道路にはブロック塀のがれきが散乱、屋根の瓦はずれ落ちて、外壁はモルタル壁が剥がれ落ちている。
二日間は、家族やご近所の身の回りの生活を確保することで精一杯でした。
けんちゃんとしてできることは、屋根の補修や道路のがれきの撤去、外壁の補修など。
ご近所さんは、遠方に当面の食料と水の確保。
水を分けていただけたことは、本当に助かりました。
嫁さんと子供は、遠方の実家に避難兼食料、水の確保に出ましたが、通常高速で片道1時間半の道のりが5時間かかりました。
親戚や、友達、仕事仲間から連絡がありましたが、雨が降る前に近所の屋根の補修をしなければいけないので話をする暇もなく、必要なものを尋ねられても、とにかく目の前のことで精一杯で何が必要なのかもわからない状態でした。

ライフラインは、電気が二日、水が四日で復旧しました。
電気と水が復旧したことで、生活にも余裕が出てきて、大分楽になりました。
でも、プロパンガスがなかなか復旧できず、ポットでお湯を沸かして湯浴みをする日々が続きました。
お湯が沸くだけも、ありがたい。

サンクス建設としては、本震3日目の18日から、大工さん3人とけんちゃんで屋根の被害がある所にシートをかけに回りました。

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といっても、シートはあまりなかったので、節約のために使用できる瓦は葺き直したりしたので、とても時間がかかりあまり多くは回れませんでした。
おまけに、車の移動では通行止めのところがあるので大渋滞。
仕事がはかどらず、雨が降るのにシートもかけられないところも多くありました。

約1か月はシートかけの仕事が続きます。

その後も、大雨や強風などでシートの手直ししなくてならず、通常業務に戻るには時間がかかりました。
おまけに、一度ストップしてしまった新築やリフォーム工事を段取りし直すことも大変で、なかなか思うように工事が進みませんでした。

そして、復旧にかかる見積もり作業。
半壊以上の罹災証明が出ると、57,6万円の支援が受けられるのですが、そのための見積もりや書類作成など。
実際は、見積もりをしてもなかなか工事ができていません。
というのも、あまりにも広範囲に被害が出たために、職人さんが不足して工事ができません。
特に瓦工事やクロス工事は、いつできるのか見当もつかない状態です。

5か月たった現状としましては、震災被害でとてもひどかったお宅のリフォームがそろそろ終わりそうです。
そして、次の復旧工事に取り掛かったところです。
とりあえずは、少しずつ復旧が進み出しました。

どんどや2015

今日は、西原小校区のどんどやでした。

涼太、颯太、奏太君と一緒に行ってきました。

西原小の櫓(でいいのか?)は、毎年竹を提供してくださる方がいらっしゃるようでありがたいものです。
前日に6年生が櫓作りを手伝ったそうです。

それにしても毎年立派な櫓が出来上がります。
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子供たちの記念撮影。
長男涼太君は、来年から中学生になります。(中央)
二男の颯太君が5年生。(左)
三男の奏太君は1年生。(右)
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6年生の各クラス代表が点火します。
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櫓が一気に燃えている間は動画を撮っていたので写真がありません。
動画をブログにアップしようと思いましたが載せられませんでした。
サンクス建設のフェイスブックページにアップしました。
燃える音とけんちゃんの声がうるさいので音量注意です。
https://www.facebook.com/sankusukensetu
大方燃えてしまいました。
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参加者が多く、櫓の周りは熱すぎるので、あらかじめ敷きこんでいたワイヤメッシュを四方に散らばせます。
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それぞれの場所で、いろんな工夫を凝らしたもち焼きが始まります。
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今回驚いたのは、リンゴを焼いている方がいらっしゃいました。
焼きリンゴだそうです。(うまかったかは分かりませんが・・・。)
他には、マシュマロを割り箸に刺して焼きマシュマロ。
あとは、ピザを焼いている方もいらっしゃいました。
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けんちゃん家は、普通にもちのみ。
砂糖醤油でいただきました。
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今回は、アルミにコーティングがしてあるやつを使用したのでもちも引っ付かず大成功でした。

日本特有の「寒いのは当たり前文化」をやめよう!!

以前から、とても不思議に思っていたことなのですが、なぜ日本には、住宅の全館暖房という概念がないのか?
欧米では全館暖房が当たり前です。
寒さが違うだろって所もありますが、そう変わらない所も多いです。
しかも、日本だって冬は寒いです。

いろいろ調べてみると、なんとなくですが理由がありそうな気がしてきます。
まずは、木の家と石やレンガの家。
木の家はすっかすかで石やレンガの家はしっかり密閉。
この時点で、日本は冬の快適性は捨てて、せめて夏涼しくしようと風通しのいい家づくりが定着した。
石やレンガの家は、気密もいいし蓄熱もするので暖房をしっかりする暮らしが定着した。

他には、ヨーロッパでは、発電に伴う排熱(温水)を地域暖房や給湯に利用することが始まり、町ぐるみで集合住宅や施設などの全館暖房が普及したこともあるようです。

そもそも、木の家で冬の快適性をあきらめた家づくりを何十年も続けていた日本人にとっては、家を暖かくするという考えすら起こらず、もはや「寒いのは当たり前文化」となってしまったのではないかと思われます。

まぁ しかし 明確な答えはわかりませんが・・・。

確実に言えるのは、欧米では全館暖房で寒い冬でも快適にしかも楽しく暮らしているのに、日本は世界第3位の経済大国であり、最先端のハイテク技術がありながら、寒い家で我慢しながら暮らしているのが現状です。

ここで、寒い家ということは、暖房をあまり使わないのでエコロジーじゃないかという話も出てきます。
さらには、そんな快適な環境に長くいると、体が弱ってしまう。などなど
でも、寒い家が命を奪ったり、家族の健康を害する可能性もあります。

最近、熊日新聞(1/6)と経済新聞(1/6)に面白い記事が掲載されたので紹介いたします。

冬になると、毎年話題になるのが浴室の溺死事故の話。
熊日にも特集記事が掲載されていました。
東京都健康長寿医療センター研究所 高橋龍太郎副所長のコメントも載っています。(NHKでも出演されていました。)
簡単に要約しますと
・年間に17,000人もの方が入浴中のヒートショックで死亡(うち14,000人が高齢者とされる)
・季節は冬に集中
・地域は西日本でも多発
・暖かい沖縄は少なく、寒い北海道でも全館暖房のため少ない
というものです。
高齢者の交通死亡事故が年間2,000人程度ですが、高齢者の溺死事故は14,000人。
桁も違うし、7倍のもの差があります。
交通死亡事故はいろんな広報や活動のおかげで年々減ってきていますが、溺死事故は一向に減る気配がありません。
こっちの方が、大問題だと思うのですが・・・。
kumaniti27,1,6
この記事で残念なのが、ヒートショックを防ぐポイントの所に浴室、脱衣室の断熱が書いてないところです。
できるだけ簡単で分かりやすい予防法を伝えることが大切なのはわかるのですが、根本的な部分を直すことも訴えてほしかったですね。
タイルの浴室をユニットバスにするとか、窓を二重窓にするとか・・・。
そりゃ~ 減らないだろうな~と思います。

そして、今後この記事が建築業界を大きく揺るがすというか、大きな流れを作ってくれそうな記事です。
「日本の住宅、なぜ寒いの?」というタイトルの経済新聞の記事です。
要約すると
・日本人は断熱の概念がないため寒いのを我慢してきた
・日本の断熱基準(正確には指針)は欧米に比べて低すぎる
・窓の断熱の重要性
・健康と室温との関係
・ヒートショック
・医療費も含めた断熱工事の投資回収年数
とっても濃く幅広い内容を、要点を絞って上手に解りやすくまとめてあります。
nikkei27,1,6
記事左下には「断熱」普及、消費者の意識次第とありますが、私はそうは思いません。
大きな原因は建築業界と行政の怠慢、無知、無関心、方向性の間違いだと思います。
住宅に携わる関係者は、自分が関わった家の温熱環境が、住まう人の健康を作用することをしっかりと自覚し、責任を持って家づくりを行わないといけないと思います。
消費者は、小手先の営業トークや見栄えなどに騙されないよう、健康に暮らせる温熱環境を提供してくれる建築会社を見極める知識を身に着けることも重要だと思います。

いろんな勉強会に参加されている建築関係者は、個別にみるとある程度わかっている内容でしたが、日本の住宅の根本的な問題をこれほどわかりやすく解説したものはないのではないかと思います。

今回の記事が、建築業界はもちろん、一般消費者、建築の教育の場、医療関係者など、いろいろな立場の人に広まってくれることを強く願います。

そして、そろそろ「寒いのは当たり前文化」から「家中どこでも24時間暖かいのが当たり前文化」を根付かせましょう。

気合が入りすぎて、長文になってしまいました。m(__)m

明けましておめでとうございます!!

さあ 2015年が始まりました。
今年もよろしくお願いいたします。

今年の仕事始めは、社長の動かなくなった車を直すことから始まりました。
何とか直ったけど、幸先が良いのか悪いのか・・・。

その後、午前中は社員3人で週間打ち合わせ。
新築住宅の状況や、打ち合わせ中のお客様との進み具合、小口工事やアフター関連の進捗状況や確認などなど。

その後は各自好きなことを。

けんちゃんは、1/24,25の「あったか体感会」のスパイス広告原稿を読み、あ~でもないこ~でもないと、いろいろと思案し訂正案をメールで送りました。

後は、今年初めてのブログを書いて、早めに帰ろっかなぁ~と思っているところです。

そういえば、みなさんは楽しいお正月を過ごされましたでしょうか?

けんちゃんにとっては、39年の中で一番つらく苦しいお正月となりました。

けんちゃんというかけんちゃん家族というか・・・。

始まりは、昨年30日のこと。

けんちゃんは車の掃除で、子供たちや嫁さんは家の掃除をしていました。
二男と、三男はなんだかきついと言い出してこたつで寝ていました。
なんだか嫌な予感がしましたが、やっぱり二人して吐いてしました。
あ~ 明日からは嫁さんの実家に帰らないといけないのになんてこったっ!!

そして、翌日31日は二人とも何とか元気を取り戻し嫁さんの実家へGO!!

実家に着いたら、今度は長男がダウン・・・。
なんだか、けんちゃんのおなかもむずむずするぞ・・・。

夜の宴では、長男はうつろな表情でとてもきつそうでした。

けんちゃんはなんとかお酒の勢いで乗り切りました。

そして、翌日の元日はけんちゃんの実家での夜の宴。

けんちゃんがとうとうダウン。

子供たちは何とか復活していたので、けんちゃんは片隅からみんながおいしそうに焼肉や刺身、カニを食べて、ワインやビール、酒を飲んでいるのをぼ~っと眺めていました。

そして、二日、三日、四日と2~3時間に1回トイレに行く日が続き、五日の今、ブログを書いているこの瞬間もおなかがぐるぐる言っています。

こんなに大変な嘔吐下痢は初めてです。
いったい、いつ終わるのやら。
というわけで、池田家は散々なお正月でした。

新年初めてのブログが、なんだか悲しいブログになってしまいました。

みなさんも、体調には十分にお気を付けください。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

2014年を振り返って…。

2014年も残りあと二日・・・。

2014年を振り返ろうとブログを見てみたらあんまり書いてない・・・。
振り返ろうにも振り返れないので、2015年はもうちょっと頑張らないと来年も振り返れないぞっと気合が入りました。

毎年恒例ですが、年初めの仕事はお客様のお宅をお借りしての「あったか体感会」から始まります。
今年は5軒のお客様に協力いただき開催しましたが、ちょっと反応がいまいちでした。
消費税の駆け込み後だったこともあったかもしれませんが、何が悪かったのか分からず、なんだかもやもやした感じでした。

その後、ある勉強会に行ったのですが、高断熱高気密住宅(東北レベル)にすると、エアコンのみで24時間全室快適に過ごせますと言っているのです。
断熱性能を東北レベルに上げる事はそれほど難しいことではないし、エアコンも最近はハイパワーなものも出てきて暖房重視などの選択肢も増えています。
イニシャル・ランニングコストもそこまで上がらず、快適な暮らしができる家があるという事実にとても驚きました。

この勉強会が言っている通りだとすると、ハイブリッドソーラーハウスの24時間床暖房は、何の意味があるのだろう。

そして、さらに恐ろしいことに、この講演者はとても発信力・影響力のある方で、このような講演をして回っている事に危機感を覚えました。
この話が、どんどん一般消費者に広まっていったら、ハイブリッドソーラーハウスはどうなってしまうのか・・・。

そんなことを悶々と考えながら、さて来年の「あったか体感会」の広告を考える時期になり、以前にもブログで紹介した広告代理店の下山さんとライターの小川さんとの話につながります。
前回のブログはこちら

消費者目線でのアドバイスをいただき分かったことがあります。
例えばこんなこと
「断熱気密が良いと、エアコンだけで快適ですよ」と言われた後に、「床暖房は快適ですよ。」と言われたら、どちらを選択されますか?
そりゃ、床暖房は快適なのはわかってるけど、わざわざ床暖房にしなくても十分だし、快適さの違いが分かりにくい・・・。
こんな風に思うのは、ごく普通の考えだし、ほとんどの方がこのように思うのではないでしょうか。

そして、やっと前回の「あったか体感会」でのもやもやの正体がわかりました。
まさに、勉強会を聞いて危機感を抱いたことが、すでに起こっていたのではないかと思います。

その後、やっとハイブリッドソーラーハウスの本当の快適性とは何かということを突き詰めて行き、床のぬくもりこそエアコン暖房とは大きく違い、そのぬくもりが快適性に大きな影響があることが分かりました。

そらそうだ。

床暖房だもの。

そして、年末のカレンダー配りで、お客様とそんな話をしたときに(結構営業での悩みを相談します)やっぱり、エアコン暖房の家に行ったときには、空気は暖かいけど、足元がす~す~して不快だそうです。

家に帰ると床が暖かくて安心するそうです。

な~んだ、やっぱり床が暖かいのが気持ちい~んだ。

ハイブリッドソーラーハウスだからこその快適性は、やっぱり床暖房だったというオチで、来年も自信を持って頑張っていきたいと思います。

「2014年を振り返って・・・。」という題でしたが、ハイブリッドソーラーハウスに、さらなる自信がついた一年でした。

2014年はお世話になりました。

2015年もよろしくお願いいたします。