日本の太陽熱温水器の歴史

ハイブリッドソーラーハウスと言えば、太陽熱温水器を利用した湯沸かしと全館床暖房の家です。

このシステムは、愛知県知立市のチリウヒーターが考案し販売しています。

日本で一番最初に、太陽熱温水器を量産販売した会社です。

 

先日、チリウヒーターがローカルケーブルテレビで紹介されたそうです。

https://jimotv.jp/products/movie_detail.php?product_id=7826

屋根に載せてお湯を沸かす太陽熱温水器。
近年、再生可能エネルギーが注目を集める中、 人類が最も古くから活用している自然エネルギーの利用法のひとつです。そのルーツがなんとキャッチエリアにありました。そのあゆみを辿ると、日本のエネルギー政策の課題も見えて来ます。世界的に進む再生可能エネルギーの利用。
番組では効率が良く、一般家庭での設置に有利な太陽熱利用のあゆみと そこから見える課題をご紹介します。

番組の紹介から引用

戦後、物資や人手が不足している中、とても貧しい生活をしていた農家の生活を改善するために、太陽熱利用が注目され、生活改善に大いに貢献したそうです。

太陽熱利用は、とてもシンプルかつローテクな技術で、しかも安価。

世界では、今とても注目され、需要が伸びています。

特に経済成長著しい中国は、世界に設置してある太陽熱温水器容量の7割にも及びます。

他にもドイツや、トルコ、インド、ブラジルなど多くの国で普及が進んでいます。

東日本大震災の原発事故をきっかけに、日本でも自然エネルギーが再注目されましたが、最先端の新しい技術ばかり注目され、ローテクな太陽熱温水器は置いてけぼりのような気がします。

上記で紹介した番組は、生活を改善するために自然エネルギーを利用する原点を紹介してあります。

とても面白かったので、是非ご覧になってください。

水前寺で平屋の震災復興住宅着工!!

水前寺公園近くで、平屋のハイブリッドソーラーハウスが着工しました。

今回の計画は、年配の姉妹とおばあ様3人暮らしの平屋の介護住宅です。

 

とてもひどい被害を受けた「ジェーンズ邸」のすぐ近くです。

日本赤十字発祥の地、熊本最古の洋館として有名です。

ジェーンズ邸の説明はこちら

 

K様邸も、柱が傾くほどの被害を受け、リフォームするにしてもとてもお金がかかるので新築を検討されていました。

しかし、建て替えるにしても、おばあ様の家に対する思いが強く反対されて、どうしよう・・・という感じです。

 

実は、3~4年ほど前にK様からは、建て替えの相談を受けていたのです。

その時も、おばあさまのことで一時断念。

そして、地震の被害にあわれ、また建て替えの話が再浮上しました。

 

最終的には、ハイブリッドソーラーハウスで建て替えたほうが、おばあ様のためになるし、介護もしやすくなるという結論になりました。

地鎮祭も無事終わり、現在基礎着工中です。

地鎮祭の時に預かる鎮物。

基礎工事の時に、建物の下に埋めます。

今回、K様が中身を見てみたいということで神主さんに確認して蓋を開けてみました。

人型とか剣や鏡やお金のような物の型紙です。

古墳の中に、お供えしたような物の変わりだということです。

なるほどなるほど。。。