2014年を振り返って…。

2014年も残りあと二日・・・。

2014年を振り返ろうとブログを見てみたらあんまり書いてない・・・。
振り返ろうにも振り返れないので、2015年はもうちょっと頑張らないと来年も振り返れないぞっと気合が入りました。

毎年恒例ですが、年初めの仕事はお客様のお宅をお借りしての「あったか体感会」から始まります。
今年は5軒のお客様に協力いただき開催しましたが、ちょっと反応がいまいちでした。
消費税の駆け込み後だったこともあったかもしれませんが、何が悪かったのか分からず、なんだかもやもやした感じでした。

その後、ある勉強会に行ったのですが、高断熱高気密住宅(東北レベル)にすると、エアコンのみで24時間全室快適に過ごせますと言っているのです。
断熱性能を東北レベルに上げる事はそれほど難しいことではないし、エアコンも最近はハイパワーなものも出てきて暖房重視などの選択肢も増えています。
イニシャル・ランニングコストもそこまで上がらず、快適な暮らしができる家があるという事実にとても驚きました。

この勉強会が言っている通りだとすると、ハイブリッドソーラーハウスの24時間床暖房は、何の意味があるのだろう。

そして、さらに恐ろしいことに、この講演者はとても発信力・影響力のある方で、このような講演をして回っている事に危機感を覚えました。
この話が、どんどん一般消費者に広まっていったら、ハイブリッドソーラーハウスはどうなってしまうのか・・・。

そんなことを悶々と考えながら、さて来年の「あったか体感会」の広告を考える時期になり、以前にもブログで紹介した広告代理店の下山さんとライターの小川さんとの話につながります。
前回のブログはこちら

消費者目線でのアドバイスをいただき分かったことがあります。
例えばこんなこと
「断熱気密が良いと、エアコンだけで快適ですよ」と言われた後に、「床暖房は快適ですよ。」と言われたら、どちらを選択されますか?
そりゃ、床暖房は快適なのはわかってるけど、わざわざ床暖房にしなくても十分だし、快適さの違いが分かりにくい・・・。
こんな風に思うのは、ごく普通の考えだし、ほとんどの方がこのように思うのではないでしょうか。

そして、やっと前回の「あったか体感会」でのもやもやの正体がわかりました。
まさに、勉強会を聞いて危機感を抱いたことが、すでに起こっていたのではないかと思います。

その後、やっとハイブリッドソーラーハウスの本当の快適性とは何かということを突き詰めて行き、床のぬくもりこそエアコン暖房とは大きく違い、そのぬくもりが快適性に大きな影響があることが分かりました。

そらそうだ。

床暖房だもの。

そして、年末のカレンダー配りで、お客様とそんな話をしたときに(結構営業での悩みを相談します)やっぱり、エアコン暖房の家に行ったときには、空気は暖かいけど、足元がす~す~して不快だそうです。

家に帰ると床が暖かくて安心するそうです。

な~んだ、やっぱり床が暖かいのが気持ちい~んだ。

ハイブリッドソーラーハウスだからこその快適性は、やっぱり床暖房だったというオチで、来年も自信を持って頑張っていきたいと思います。

「2014年を振り返って・・・。」という題でしたが、ハイブリッドソーラーハウスに、さらなる自信がついた一年でした。

2014年はお世話になりました。

2015年もよろしくお願いいたします。

南区富合町廻江のS様邸完成写真。

2014年もあと5日で終わろうとしています。

まだやり残したことがありました。

ということで、S様邸の完成写真をアップします。

大量なので、気合を入れて見てください。

まずは外観です。
外構も含めて白黒モノトーンでまとめています。
サッシも壁に合わせ白と黒です。
屋根のラインがシャープでかっこいいです。
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道路からのアプローチと駐車場からのアプローチです。
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玄関ポーチです。
玄関ドアも白と黒。
照明も玄関ドアを意識して決めました。
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玄関ホールとシューズクロークです。
大量の靴とスポーツ用品などをしまえるように広めのクロークです。
その代り、ホールはすっきりシンプルに。
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LDKは広々。
南側に面してるので日当たりもよくとっても快適です。
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TV台と小物収納です。
これだけあればリビングも片付くし、整理がしやすいので使いたい時にすぐ取り出せます。

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キッチンは両脇を通れるようにしました。
IHの前の壁もくり抜きより広々と見えます。

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キッチン横にはパントリーがあり、そこの勝手口から庭に出入りできます。
土の付いたお野菜やごみの分別などなど、使い勝手は様々です。

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リビングとつながる和室です。
板間のところにはピアノを置く予定です。
クロス選びは迷いましたが落ち着いた雰囲気に仕上がりました。

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お風呂は1.25坪。
浴槽の壁についている黒いものは無線式のインターホンです。
相手はキッチンの壁につけてあります。
お子さんが小さいのでキッチンと話ができるようにしました。

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カウンター手洗い付のトイレです。
ちょっとした余裕が落ち着きます。

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広い洗面脱衣室。
奥さんのご要望で、洗濯機を2台設置できるようにしています。
ソフトと野球に忙しいご主人。
泥だらけになったユニフォームなどは別の洗濯機で洗濯できるようにです。

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2階の吹き抜けホール。
広めのホールでは子供たちが遊んだり、洗濯物を干したりもできます。
寒くないハイブリッドソーラーハウスだからこそのスペースです。

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寝室です。
ウォークインクローゼットは夫婦で別々に。

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子供部屋は4.5畳程度。
広すぎず狭すぎず。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

ここまでたどり着いた方はかなりの気合の入った方だと思います。

書いてるけんちゃんも疲れました。(作業時間1時間)

今年はあと1回、最後のご挨拶をアップしようと思っています。

それではまた

南区富合S様邸造作TVボード

今年も残り12日・・・

なんだか車も増え、渋滞が多くなってきました。

けんちゃんもなんだか忙しいような気がしてきました。

さて、南区富合のS様邸は無事お引渡しがすみました。
完成写真も撮っているので今度アップしたいと思います。

今日は、今回やってよかったなと思った工夫を紹介いたします。

造作TVボード。
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お客様の要望は、「壁と一体化した感じ」

ということで、TVボードとTV横の収納は扉をつけて、棚も白に塗装しています。

テレビの後ろのクロスは黒にしました。

最初は意味が分からなかったのですが、こうやって見ると壁と一体化していてすっきり見えますね。

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開くとこんな感じ

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65インチのテレビがぴったりおさまります。
65インチて・・・。

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ザ・たっちも目の前にいる感じ!(^^)!

そして、別のお客様のところに行ったときに、既製品のTVボードを見させてもらったのですが、とても面白い工夫がされていましたのでパク・・・参考にさせて頂きました。(S様ありがとうございました。)

どんな工夫かと言いますと、DVDフレーヤーなどを置くところの後ろにコンセントタップを置けるスペースを作ったり、テレビとの配線コードの穴は当たり前ですが、縦仕切りや棚を裏の壁まで仕切らないようにしてあります。

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中央の棚です。

縦仕切りと棚は後ろの壁までありません。

10センチほど空けてあります。

コンセントはモデムの裏にあります。

各機器の裏には配線がごちゃごちゃしていますが、上横とも仕切りがないため配線の接続が楽にできます。

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ブルーレイプレーヤーやPS3or4を置く棚

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無線LANなど。

コンセントタップも楽におけます。

ほんとにちょっとした工夫ですが、とても便利だなと思いました。

もしかして、けんちゃんが知らなかっただけで、常識だったりして・・・。

皆さんも、TVボード作るときはパクってください(*^^)v

サンクス建設の重要な打ち合わせ!!

今日は、サンクス建設にとって、とても重要な打ち合わせがありました。
何かと言いますと、今度の冬の「あったか体感会」に向けての広告の打ち合わせです。
なんと言っても、床暖房で暖かい家を提供していますので、冬の「あったか体感会」に1年間の全精力を注ぎます。

そして、失敗は許されないのですっ!!

とまぁー、気合は入っているのですが、打ち合わせまで色々と考えてはいるものの、どのような内容にするかはあまり決めていません。
なぜかというと、やはり広告のことは広告のプロにまかせたほうがいいと思うからです。
そして、助っ人として数年前からお世話になっている広告代理店の㈱平成広告宣伝事務所の下山さん(右手前)と熊日のライター小川さん(右奥)です。

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私は、色々と思うことをぶちまけて、下山さんと小川さんにはできるだけ消費者視点での意見を出してもらっています。
とりあえずは、テーマを決めていろいろ意見を出し合うのですがまとまりません。
逆に、使ってみたい素材やフレーズなど、細かいものを色々と吟味してみます。
そのようなことを何回か繰り返していくと、自然と余分な所が無くなって行き、本当に伝えたい内容が残ってきます。
1時間半かけて、今回の冬の見学会の広告内容が決まりました。

今年の、内容としては高断熱高気密だけでは本当の快適さは得られないというもの。
健康、快適な室内環境としては温度や湿度、床暖房の温度、気流、温度差などの指標があります。

皆さん分かりますか?

いろんな数値があってわかりにくいのですが、いろいろ調べていたら、とても上手にまとめていらっしゃる記事があったのでリンクを貼らせていただきます。

こちら

合わせて、床の快適に感じる温度は23~26℃くらいです。

例えば、トイレや脱衣所と暖房室の温度差を3度以下するという指標がありますが、高断熱高気密住宅でリビングエアコンによる暖房を行った場合、この指標をクリアできるのでしょうか?

天井と床面の温度差を3℃以内に保つという指標も、間欠暖房で一旦空気や壁、床、天井の温度が冷えてしまった部屋では、温風暖房の場合、暖かい空気は上に上がり冷えた空気は下に下がり温度差が大きくなってしまい、なかなか難しいものです。

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画像はイメージですが、ハイブリッドソーラーハウスの強みはやはり床の暖かさと24時間連続して家中を床暖房で温めることだと思います。
24時間連続して温め続けることで、部屋間の温度差や上下温度差、時間的温度差がなくなります。
リンク先の温度のバリアフリーを作り出す温度指標は、ハイブリッドソーラーハウスだからこそクリアすることができます。
更には、自然エネルギー利用でランニングコストやエネルギー問題を気にすることなく快適に過ごせます。

ちょっと熱く語りすぎましたが、後はライターの小川さんと代理店の下山さんに、それぞれ良い文章とコピーと写真を考えていただくだけです。

サンクスの将来は小川さんと下山さんの腕にかかっています(笑)

階段下収納ができないと思ったけど・・・

プランを考えるときには、いろんなことを頭の中で3Dにして想像しながら考えますが、やっぱり現場でなければ出てこないこともあります。

今回は、いつも階段下収納を作る場所に洗面台があるので、階段下収納を諦めていました。

いざ、階段を作ることになった時に、大工さんと色々とアイデアを出し合ってなんとか有効に利用できるようになりました。

やっぱりいろんなことを工夫して、今までとは違うやり方でもやってみることが大事だと思いました。

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階段を洗面室側から見たところです。
横木の上に柱が建っていますが、その柱が階段の中心の親柱です。
その柱を中心に回り階段が掛けられます。
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階段を掛けている途中です。
階段の形がわかってきました。
踊り場の下が洗面台になります。
その洗面台の奥の回り段の所も、高さが1m位のスペースがあるのでそこを収納として利用します。
通常だと、親柱が床まであるので邪魔で利用できません。
柱を床に建てるのではなく、横木を入れることによって、入口を作ることができました。
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入口と階段下収納が完成です。
元々、この洗面台を置くところも、普通は階段下収納として利用するところですが、今回は洗面スペースとして利用しています。
踊り場のところは1800ミリくらいなので、ちょうど洗面台が収まります。
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クロスを貼ったところです。
収納の入口枠が壁から飛び出しているので、洗面台の引き出しが枠にあたってしまいます。
そこで、同じ枠材を洗面台が壁につくところに取り付け、入口枠に引き出しが当たらないようにしました。
もともとは全然予定していなかったことなのですが、なかなかいいアイデアで切り抜けられました。

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取り付け後の写真です。
きれいに収まりほっとしました。