合志市栄でハイブリッドソーラーハウスを建築中です。
ハイブリッドソーラーハウスのシステムのうち、核心部分の蓄熱床暖房がちょうど見られる状態です。
蓄熱に利用するコンクリートは、水分を多く含んでいるため、床を貼る前にボイラーで温めて水分を飛ばします。
今なら、蓄熱床暖房のコンクリートが暖まっている状態を、見て触って体感することが出来ます。
いずれ見えなくなってしまう床暖房の仕組みや、地震に強い頑丈な木造の骨組み、耐震金物等、この機会しか見ることが出来ませんので、ぜひお越しくださいませ。

熊本で太陽熱を利用した床暖房と湯沸しの家「ハイブリッドソーラーハウス」
花見の時期となりました。
花冷えとはよく言ったもので、熊本も満開宣言はあったものの、とたんに寒くなり冬の寒さのようでした。
幾分か落ち着き、今週末は花見で賑わいそうです。
この時期は花粉や黄砂などで花粉症に悩まされる方も多いことでしょう。
10年位前からは、洗濯物を外に干さずに屋内で干す設計依頼が多くなってきました。
他にも、洗面台を脱衣室の外に設置することで、浴室使用時に脱衣室に入らず洗面台が使用できる工夫や、化粧台やアイロン台などの多目的に利用できるカウンターも好まれます。
1階にランドリースペースを計画した場合は、近くにファミリークローゼットを用意することで、衣服の片づけが楽になります。ファミリークローゼットには制服や仕事着や下着など、普段よく使用するものを片付けて、個室に普段着や季節ものを整理すると便利です。
ハイブリッドソーラーハウスは、冬場でも家中暖かいので、1階はもちろん2階の階段ホールなどでも洗濯物が良く乾きます。部屋干しは、冬場の乾燥対策として保湿にも貢献してくれます。








そういえば、ハイブリッドソーラーハウスは「健康・快適・省エネ」と言って来ましたが、省エネの部分の具体的な数字はお伝えしていなかったような気がします。
答えを先に言いますと、家中2階まで24時間温める床暖房が月に5000円前後で実現します。
ハイブリッドソーラーハウスは、春から秋にかけては太陽熱でお湯を沸かすので給湯代はタダです。冬は、太陽熱で床暖房をしますが、太陽の力だけではエネルギーが足りない時には、灯油や都市ガスの補助ボイラーで追い炊きをしています。冬は床暖房をするので太陽でお湯が沸きません。多少は沸きますが20~30℃くらいでしょうか。なので、冬の3か月は床暖房と湯沸かしに光熱費が掛かります。
我が家は、54坪の2階建て事務所併用住宅です。居住部分は43坪ほど。それぞれ、リビングや事務所には吹き抜けがあります。断熱性能は等級6です。屋根の上には太陽熱温水器が9枚設置されています。



実際の光熱費ですが、我が家の場合は12~2月に20リットルの灯油缶を5缶ずつ計15缶300リットル使用します。週に1.25缶ペースですね。まぁ、床暖房と湯沸かし分なのでそれぞれ半分ずつだとすれば、床暖房の1月の光熱費は灯油50リットルです。
120円/リットルだと6000円です。
54坪の家を、24時間2階まで温める床暖房が、月の光熱費6000円で実現しています。都市ガスの場合は1.5倍くらいは掛かります。
電気やガスの床暖房の光熱費を調べてみましたが、同じように24時間全館暖房をしているわけじゃないので比べられませんでした。一条工務店が全館床暖房をやってますが、太陽光発電込みの話になっていることが多く比べにくかったです。
我が家は事務所ありますので床暖房をメインで使用してますが、昼間仕事や学校で不在のお客様は少し床暖房の温度を下げて、朝と夜にエアコンで少し暖めているところもあります。灯油の使用量が抑えられ、灯油を買いに行く回数が減らせます。エアコンで暖房するので光熱費はあまり変わりません。
平屋の御宅では、2階まで温めなくてもいいので、半分くらいの光熱費の方もいらっしゃいます。
床暖房は、光熱費が掛かるので贅沢だしもったいないという意見もありますが、全館暖房で快適に過ごせて健康にも良い暮らしができるのが、月に5000円前後で実現できるのはとっても贅沢な床暖房だと思っています。
2/1・2日(土・日)は東区保田窪のサンクスモデルハウスにて「あったか体感会」3回目を行います。
先日、長嶺西の会場に来られたお客様は、「リビングに電気の床暖房を設置したのに、運転中に足を暖めるだけで部屋は暖まらないし、廊下に出たら冷たいので残念。」とおっしゃられていました。
今までの常識的な床暖房の欠点は、まさにお客様の言葉通りで、床暖房のデメリットと良くないイメージだと思います。
ハイブリッドソーラーハウスは、太陽熱を利用するのでランニングコストは抑えられ、廊下やトイレ、洗面所などリビング以外も床暖房で温めます。
蓄熱床暖房の蓄熱の効果により、寒い夜から明け方まで床暖房の輻射熱で24時間家中を温めてくれます。
今回の会場は、リビングに吹き抜けと階段がある2階建てです。
リビング吹き抜けと階段があると、一般的には温かい空気は軽いので2階に上がって行き、冷たい空気が1階に下りてきて温度差ができ、頭は暖かいけど足元は冷たいという状態になって不快です。
ハイブリッドソーラーハウスは熱源が床暖房なので、足元付近が一番あったかく輻射熱による暖房なので上下温度差がありません。
床暖房による全館暖房の、心地よい季節のような快適さを体感してみてください。




毎年冬になると、ヒートショックの話題が上がります。
ヒートショックに関連する死者数は年間17、000や19、000人という統計もあることをご存じでしょうか。
東日本大震災では、2万人以上の犠牲者が出る大変ショックな出来事でしたが、それと同じくらいの方がヒートショックによって毎年亡くなっているのです。
不思議なことに、ヒートショックというのは日本特有というか欧米にはありません。
なぜなら、欧米ではセントラルヒーティング(家全体を暖める)が当たり前になっているからです。
家全体を暖めるのは、日本の感覚では贅沢でエネルギーを無駄に使っているという感覚ですが、欧米では室温が低いと健康を害するという検証がなされているので、寒い家の方が病人が増え医療費が増えてしまうという考え方です。
さらに、セントラルヒーティングを前提に家づくりをするので、高性能な建築が求められ高断熱高気密な省エネ化も進んでいます。
昨今では、日本でも住宅の室温と健康の関係性の実地検証が10年以上行われ、寒い家は健康を害するという事が分かってきました。
そこで、2023年度から断熱改修や窓の断熱化などに、国が補助金を出して推進しています。
2025年度の補助金事業も決定しています。
この機会に、窓の断熱化などによりヒートショックの少ない暮らしをお勧めいたします。
【温度のバリアフリー】を実現できる太陽熱床暖房の家の「あったか体感会」も開催していますので、温度差の無い暮らしを実際に体感してみてください。

3週連続 太陽熱床暖房の家「あったか体感会」
熊本で唯一、太陽熱を利用した自然エネルギーの24時間全館床暖房を体感して頂くイベントです。
家中どこへ行っても温度差の無い不思議な「あったか体感会」を開催。
1年で一番寒い【大寒】の時期だからこそ、本当の温かさを体感することが出来ます。
第1回目と3回目は築8年のリビング吹き抜けのある2階建て。2回目は築6年のリビングが勾配天井の平屋です。
実際にお住いの御宅を、特別に見学して頂ける貴重な機会です。
お越しいただいたお客様には、高断熱高気密の基礎知識や自然エネルギーの賢い利用法などが勉強できる本「体にいちばん快適な家づくり」をプレセントといたします。
「あったか体感会」では、同時開催として「健康に暮らすためのヒートショック相談会」を開催します。
毎年冬になると話題になりますが、ヒートショックによる死者数は年間17000人ともいわれています。
日本では、デザインや設備などが重要視されて、室内の温熱環境に関してはあまり関心が薄いようです。
ハイブリッドソーラーハウスは、自然エネルギーを利用するので少ないエネルギーで24時間全館暖房が実現できて、部屋間の温度差も無いのでヒートショックも防げて健康に暮らすことが出来ます。
完成見学会ではなく、実際に住んでいる家を公開します。
床暖房による全館暖房の快適さは体感してみないと分からないのでぜひ体感してみてください。



昨日は熊本でも初雪が観測されました。
この冬一番の寒波が到来していますので、今週末の「あったか体感会」では、ハイブリッドソーラーハウスのあったかさを存分に体感して頂けるの良い機会となりました。
同時開催の「ヒートショックを防ぐ為の家づくり相談会」ですが、消費者庁のウェブサイトの情報が分かりやすかったので共有しておこうと思います。
高齢者のヒートショックによる浴室の溺死事故のページです。
高齢者の浴室での溺死事故は、統計で分かっている数としては約5000人くらいです。
しかし、脳梗塞や心疾患の起因する場合は病死となるので、病死を含めた浴室での事故死は19000人となるようです。
浴室での事故は冬の寒い時期に増加しています。
暖房の効いたリビングから、暖房の無い脱衣室で裸になり、冷たい浴室で熱いお風呂に入ります。
室温の変化や熱いお湯につかったり出たりすることにより、急激な血圧の変化が起こり脳疾患や心疾患、気を失うことにつながります。
【浴室事故を防ぐポイント】
(1)入浴前に脱衣所や浴室を暖めましょう。
室温を18℃以上に保ちましょう。18度以下の場合は、体を暖めたくてお湯の温度を高くする傾向があります。高断熱化や窓の2重サッシ浴槽の蓋を開けておくなど浴室を温かくする。
(2)湯温は41度以下、湯につかる時間は10分までを目安にしましょう。
熱いお風呂は、意識障害を引き起こし溺死事故のつながります。
(3)浴槽から急に立ち上がらないようにしましょう。
浴槽内は水圧がかかっているので、急に立ち上がると水圧が無くなり脳が貧血状態になりめまいや立ち眩みを起こして倒れてしまいます。
浴室から立ち上がる時には、ゆっくりと動きましょう。
(4)食後すぐの入浴や、飲酒後、医薬品服用後の入浴は避けましょう。
(5)入浴する前に同居者に一声掛けて、意識してもらいましょう。
添付の資料は国土交通省が2014年から調査をしている事業で、断熱された住宅と断熱がされていない住宅との健康調査の結果です。
高断熱住宅は、省エネ効果や快適性があることはみなさんご存じかと思いますが、健康に関しても関係性があることが分かっていています。
(1)ヒートショックの防止
(2)高血圧の防止
(3)循環器疾患の予防
(4)熱中症の予防
(5)身体活動の活性化
ハイブリッドソーラーハウスは、太陽熱を利用する省エネ性と、24時間全館暖房の温度のバリアフリーという快適性と健康にも配慮した住宅です。
今週末は、「あったか体感会」を開催いたしますので、実際の住み心地を体感し に来てください。


今年の冬は、本格的に寒くなる予想になっています。
11月も中旬まではほんとに秋かと思うほど暖かかったですが、後半からは朝晩は冷え込んできました。
今ではすっかり冬らしくなり、朝から5℃を下回る最低温度の日もも多くなりました。
我が家では、ハイブリッドソーラーハウスの全館24時間床暖房のおかげで、朝からリビングは20℃以上を保ってくれたいるので快適です。
12月21,22日(土日)に「あったか体感会」を開催いたします。お越しいただいたお客様には、高断熱高気密の基礎知識や自然エネルギーの賢い利用法などが勉強できる本「体にいちばん快適な家づくり」をプレセントといたします。
「あったか体感会」では、同時開催として「ヒートショックを防ぐための家づくり相談会」を開催します。
毎年冬になると話題になりますが、ヒートショックによる死者数は年間17000人ともいわれています。
日本では、デザインや設備などが重要視されて、室内の温熱環境に関してはあまり関心が薄いようです。
ハイブリッドソーラーハウスは、自然エネルギーを利用するので少ないエネルギーで24時間全館暖房が実現できて、部屋間の温度差も無いのでヒートショックも防げて健康に暮らすことが出来ます。
完成見学会ではなく、実際に住んでいる家を公開します。
床暖房による全館暖房の快適さは体感してみないと分からないのでぜひ体感してみてください。

春夏秋は無料(タダ)でお湯が沸く家ハイブリッドソーラーハウスにお住いのお客様から、「冬暖かいのもうれしいけど、春夏秋にお湯がタダで沸くも同じくらいうれしいんだよ。だからもっとお湯の事もアピールして!!」とのご要望がありました。
そして、【春夏秋は無料(タダ)でお湯が沸く家】と題して見学会を行います。
7/20・21日(土・日)10:00~17:00
夏なので床暖房の体感は出来ませんが、家中がエアコン1台で快適に過ごせる高断熱の家を体感することが出来ます。
さらに、太陽熱温水器の湯沸かし実演も行います。
太陽でお湯を沸かすところを目の前で見ることが出来るので必見です。
※曇りや雨だとだめです。
電気に頼らない、太陽エネルギーを効率よく一年中利用できるハイブリッドソーラーハウス。
ランニングコストが掛からないので、燃料高騰の時代にこそ、自然えれるぎーを賢く利用しましょう。
