太陽熱床暖房の蓄熱コンクリート打設・断熱・気密施工。

今年は、桜の開花が遅いですね。

桜は、冬と春の温度差によって開花するそうですが、今冬は少し暖冬傾向で、3月が寒かったので温度差が少なく、開花が遅れたそうです。

確かに今年の3月は寒いですね。

我が家の床暖房も、まだまだ活躍しています。

今頃の時期は、太陽の高度も上がり太陽の日差しが強くなってきたので、しっかりと太陽熱(タダ)で床暖房が蓄熱でき、太陽熱による湯沸かしもありがたいです。

今日は、とても天気が良かったのでお湯も50度まで上がりました。

ありがたや ありがたや

 

御領の平屋の現場状況です。

コンクリート打設。

赤く見えてる配管が床暖房の配管です。

この配管は、架橋ポリエチレンで半透明なのですが、中には赤色の不凍液が入っているのでピンク色に見えています。

今回から、コンクリートの高さ基準が分かり易いように、2mピッチに木材を固定しました。

左官さんやポンプ屋さんには好評でした。

大工さんの床貼工事もスムーズにいきそうです。

コンクリート打設完了。

壁の断熱材の施工。

マグのグラスウール高性能16k120ミリ(熱抵抗値R3.2)です。

R3.2の性能の壁断熱のおかげで、北海道基準のUA値0.46をクリアできます。

袋入りのグラスウールはよくご存じかと思いますが、上記のグラスウールは密度が高いので裸で充填しても垂れてきたりしません。

しかも。筋交い部分のカットなども、袋入りの場合はとてもめんどくさいのですが、裸なので施工がやりやすいです。

天井のプラスターボード貼り。

天井にも気密シート。

壁にも、気密シートを貼ります。

シートのジョイント部分には気密シートで目張りします。

コンセント部分は気密シートを切り破らなければ取り付けられないので、カットした部分をへこませ、もう一枚気密シートを上貼りし、気密を保ってコンセントを取り付けます。

専用の気密コンセントなどもありますが、それほど難しいことでは無いので、節約のため電気屋さんに頑張ってもらってます。

こちらは、24時間換気の吸気口スリーブです。

この部分も気密シートをカットするのでテープ処理をします。

こういったところは、室内の湿気が壁内に入り冷えることによって結露すると言われています。

熊本では、結露するまではないかもしれませんが、気密性能のこともありますので大事です。

“太陽熱床暖房の蓄熱コンクリート打設・断熱・気密施工。” への2件の返信

  1. チリウより強化剤が届きました。
    4月で我が家も10年になります。今の時期が一番太陽熱のありがたさが判るときですね。
     床下の設定温度を何度にするかによりますが、天気のいい日に帰ってきて温度を見てみると、思ったよりお湯の温度が上がっていないことがよくあります。
     試しに床下温度を現在の温度以下に設定し、太陽熱をお湯作りに専念させてみたら、午前11時頃には50~60度ぐらいに上がりました。それから床下へ回したら設定温度まで上がり床下・お湯両方納得のいく温度になりました。
     給湯は家庭エネルギー消費全体の1/3を占めるそうですので、ハイブリットソーラーハウスは床暖房に目が行きがちですが、給湯も機器の使い方次第ではもっと有効利用が出来そうに思います。10年目の感想でした。

  2. コメントありがとうございます。

    ご指摘の通り、蓄熱コンクリートは10㎥以上もあるので、なかなか温まりません。
    お湯は、370ℓしかないので、比較的早くお湯が沸きます。

    天気が良いことが分かっているのであれば、午前中にお湯を沸かした方が、より多くの太陽熱を利用できますね。
    昼間に、設定変更ができないご家庭は、床暖房と湯沸かしの同時運転も良いかもしれません。

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