どんどや2015

今日は、西原小校区のどんどやでした。

涼太、颯太、奏太君と一緒に行ってきました。

西原小の櫓(でいいのか?)は、毎年竹を提供してくださる方がいらっしゃるようでありがたいものです。
前日に6年生が櫓作りを手伝ったそうです。

それにしても毎年立派な櫓が出来上がります。
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子供たちの記念撮影。
長男涼太君は、来年から中学生になります。(中央)
二男の颯太君が5年生。(左)
三男の奏太君は1年生。(右)
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6年生の各クラス代表が点火します。
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櫓が一気に燃えている間は動画を撮っていたので写真がありません。
動画をブログにアップしようと思いましたが載せられませんでした。
サンクス建設のフェイスブックページにアップしました。
燃える音とけんちゃんの声がうるさいので音量注意です。
https://www.facebook.com/sankusukensetu
大方燃えてしまいました。
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参加者が多く、櫓の周りは熱すぎるので、あらかじめ敷きこんでいたワイヤメッシュを四方に散らばせます。
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それぞれの場所で、いろんな工夫を凝らしたもち焼きが始まります。
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今回驚いたのは、リンゴを焼いている方がいらっしゃいました。
焼きリンゴだそうです。(うまかったかは分かりませんが・・・。)
他には、マシュマロを割り箸に刺して焼きマシュマロ。
あとは、ピザを焼いている方もいらっしゃいました。
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けんちゃん家は、普通にもちのみ。
砂糖醤油でいただきました。
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今回は、アルミにコーティングがしてあるやつを使用したのでもちも引っ付かず大成功でした。

日本特有の「寒いのは当たり前文化」をやめよう!!

以前から、とても不思議に思っていたことなのですが、なぜ日本には、住宅の全館暖房という概念がないのか?
欧米では全館暖房が当たり前です。
寒さが違うだろって所もありますが、そう変わらない所も多いです。
しかも、日本だって冬は寒いです。

いろいろ調べてみると、なんとなくですが理由がありそうな気がしてきます。
まずは、木の家と石やレンガの家。
木の家はすっかすかで石やレンガの家はしっかり密閉。
この時点で、日本は冬の快適性は捨てて、せめて夏涼しくしようと風通しのいい家づくりが定着した。
石やレンガの家は、気密もいいし蓄熱もするので暖房をしっかりする暮らしが定着した。

他には、ヨーロッパでは、発電に伴う排熱(温水)を地域暖房や給湯に利用することが始まり、町ぐるみで集合住宅や施設などの全館暖房が普及したこともあるようです。

そもそも、木の家で冬の快適性をあきらめた家づくりを何十年も続けていた日本人にとっては、家を暖かくするという考えすら起こらず、もはや「寒いのは当たり前文化」となってしまったのではないかと思われます。

まぁ しかし 明確な答えはわかりませんが・・・。

確実に言えるのは、欧米では全館暖房で寒い冬でも快適にしかも楽しく暮らしているのに、日本は世界第3位の経済大国であり、最先端のハイテク技術がありながら、寒い家で我慢しながら暮らしているのが現状です。

ここで、寒い家ということは、暖房をあまり使わないのでエコロジーじゃないかという話も出てきます。
さらには、そんな快適な環境に長くいると、体が弱ってしまう。などなど
でも、寒い家が命を奪ったり、家族の健康を害する可能性もあります。

最近、熊日新聞(1/6)と経済新聞(1/6)に面白い記事が掲載されたので紹介いたします。

冬になると、毎年話題になるのが浴室の溺死事故の話。
熊日にも特集記事が掲載されていました。
東京都健康長寿医療センター研究所 高橋龍太郎副所長のコメントも載っています。(NHKでも出演されていました。)
簡単に要約しますと
・年間に17,000人もの方が入浴中のヒートショックで死亡(うち14,000人が高齢者とされる)
・季節は冬に集中
・地域は西日本でも多発
・暖かい沖縄は少なく、寒い北海道でも全館暖房のため少ない
というものです。
高齢者の交通死亡事故が年間2,000人程度ですが、高齢者の溺死事故は14,000人。
桁も違うし、7倍のもの差があります。
交通死亡事故はいろんな広報や活動のおかげで年々減ってきていますが、溺死事故は一向に減る気配がありません。
こっちの方が、大問題だと思うのですが・・・。
kumaniti27,1,6
この記事で残念なのが、ヒートショックを防ぐポイントの所に浴室、脱衣室の断熱が書いてないところです。
できるだけ簡単で分かりやすい予防法を伝えることが大切なのはわかるのですが、根本的な部分を直すことも訴えてほしかったですね。
タイルの浴室をユニットバスにするとか、窓を二重窓にするとか・・・。
そりゃ~ 減らないだろうな~と思います。

そして、今後この記事が建築業界を大きく揺るがすというか、大きな流れを作ってくれそうな記事です。
「日本の住宅、なぜ寒いの?」というタイトルの経済新聞の記事です。
要約すると
・日本人は断熱の概念がないため寒いのを我慢してきた
・日本の断熱基準(正確には指針)は欧米に比べて低すぎる
・窓の断熱の重要性
・健康と室温との関係
・ヒートショック
・医療費も含めた断熱工事の投資回収年数
とっても濃く幅広い内容を、要点を絞って上手に解りやすくまとめてあります。
nikkei27,1,6
記事左下には「断熱」普及、消費者の意識次第とありますが、私はそうは思いません。
大きな原因は建築業界と行政の怠慢、無知、無関心、方向性の間違いだと思います。
住宅に携わる関係者は、自分が関わった家の温熱環境が、住まう人の健康を作用することをしっかりと自覚し、責任を持って家づくりを行わないといけないと思います。
消費者は、小手先の営業トークや見栄えなどに騙されないよう、健康に暮らせる温熱環境を提供してくれる建築会社を見極める知識を身に着けることも重要だと思います。

いろんな勉強会に参加されている建築関係者は、個別にみるとある程度わかっている内容でしたが、日本の住宅の根本的な問題をこれほどわかりやすく解説したものはないのではないかと思います。

今回の記事が、建築業界はもちろん、一般消費者、建築の教育の場、医療関係者など、いろいろな立場の人に広まってくれることを強く願います。

そして、そろそろ「寒いのは当たり前文化」から「家中どこでも24時間暖かいのが当たり前文化」を根付かせましょう。

気合が入りすぎて、長文になってしまいました。m(__)m

明けましておめでとうございます!!

さあ 2015年が始まりました。
今年もよろしくお願いいたします。

今年の仕事始めは、社長の動かなくなった車を直すことから始まりました。
何とか直ったけど、幸先が良いのか悪いのか・・・。

その後、午前中は社員3人で週間打ち合わせ。
新築住宅の状況や、打ち合わせ中のお客様との進み具合、小口工事やアフター関連の進捗状況や確認などなど。

その後は各自好きなことを。

けんちゃんは、1/24,25の「あったか体感会」のスパイス広告原稿を読み、あ~でもないこ~でもないと、いろいろと思案し訂正案をメールで送りました。

後は、今年初めてのブログを書いて、早めに帰ろっかなぁ~と思っているところです。

そういえば、みなさんは楽しいお正月を過ごされましたでしょうか?

けんちゃんにとっては、39年の中で一番つらく苦しいお正月となりました。

けんちゃんというかけんちゃん家族というか・・・。

始まりは、昨年30日のこと。

けんちゃんは車の掃除で、子供たちや嫁さんは家の掃除をしていました。
二男と、三男はなんだかきついと言い出してこたつで寝ていました。
なんだか嫌な予感がしましたが、やっぱり二人して吐いてしました。
あ~ 明日からは嫁さんの実家に帰らないといけないのになんてこったっ!!

そして、翌日31日は二人とも何とか元気を取り戻し嫁さんの実家へGO!!

実家に着いたら、今度は長男がダウン・・・。
なんだか、けんちゃんのおなかもむずむずするぞ・・・。

夜の宴では、長男はうつろな表情でとてもきつそうでした。

けんちゃんはなんとかお酒の勢いで乗り切りました。

そして、翌日の元日はけんちゃんの実家での夜の宴。

けんちゃんがとうとうダウン。

子供たちは何とか復活していたので、けんちゃんは片隅からみんながおいしそうに焼肉や刺身、カニを食べて、ワインやビール、酒を飲んでいるのをぼ~っと眺めていました。

そして、二日、三日、四日と2~3時間に1回トイレに行く日が続き、五日の今、ブログを書いているこの瞬間もおなかがぐるぐる言っています。

こんなに大変な嘔吐下痢は初めてです。
いったい、いつ終わるのやら。
というわけで、池田家は散々なお正月でした。

新年初めてのブログが、なんだか悲しいブログになってしまいました。

みなさんも、体調には十分にお気を付けください。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

2014年を振り返って…。

2014年も残りあと二日・・・。

2014年を振り返ろうとブログを見てみたらあんまり書いてない・・・。
振り返ろうにも振り返れないので、2015年はもうちょっと頑張らないと来年も振り返れないぞっと気合が入りました。

毎年恒例ですが、年初めの仕事はお客様のお宅をお借りしての「あったか体感会」から始まります。
今年は5軒のお客様に協力いただき開催しましたが、ちょっと反応がいまいちでした。
消費税の駆け込み後だったこともあったかもしれませんが、何が悪かったのか分からず、なんだかもやもやした感じでした。

その後、ある勉強会に行ったのですが、高断熱高気密住宅(東北レベル)にすると、エアコンのみで24時間全室快適に過ごせますと言っているのです。
断熱性能を東北レベルに上げる事はそれほど難しいことではないし、エアコンも最近はハイパワーなものも出てきて暖房重視などの選択肢も増えています。
イニシャル・ランニングコストもそこまで上がらず、快適な暮らしができる家があるという事実にとても驚きました。

この勉強会が言っている通りだとすると、ハイブリッドソーラーハウスの24時間床暖房は、何の意味があるのだろう。

そして、さらに恐ろしいことに、この講演者はとても発信力・影響力のある方で、このような講演をして回っている事に危機感を覚えました。
この話が、どんどん一般消費者に広まっていったら、ハイブリッドソーラーハウスはどうなってしまうのか・・・。

そんなことを悶々と考えながら、さて来年の「あったか体感会」の広告を考える時期になり、以前にもブログで紹介した広告代理店の下山さんとライターの小川さんとの話につながります。
前回のブログはこちら

消費者目線でのアドバイスをいただき分かったことがあります。
例えばこんなこと
「断熱気密が良いと、エアコンだけで快適ですよ」と言われた後に、「床暖房は快適ですよ。」と言われたら、どちらを選択されますか?
そりゃ、床暖房は快適なのはわかってるけど、わざわざ床暖房にしなくても十分だし、快適さの違いが分かりにくい・・・。
こんな風に思うのは、ごく普通の考えだし、ほとんどの方がこのように思うのではないでしょうか。

そして、やっと前回の「あったか体感会」でのもやもやの正体がわかりました。
まさに、勉強会を聞いて危機感を抱いたことが、すでに起こっていたのではないかと思います。

その後、やっとハイブリッドソーラーハウスの本当の快適性とは何かということを突き詰めて行き、床のぬくもりこそエアコン暖房とは大きく違い、そのぬくもりが快適性に大きな影響があることが分かりました。

そらそうだ。

床暖房だもの。

そして、年末のカレンダー配りで、お客様とそんな話をしたときに(結構営業での悩みを相談します)やっぱり、エアコン暖房の家に行ったときには、空気は暖かいけど、足元がす~す~して不快だそうです。

家に帰ると床が暖かくて安心するそうです。

な~んだ、やっぱり床が暖かいのが気持ちい~んだ。

ハイブリッドソーラーハウスだからこその快適性は、やっぱり床暖房だったというオチで、来年も自信を持って頑張っていきたいと思います。

「2014年を振り返って・・・。」という題でしたが、ハイブリッドソーラーハウスに、さらなる自信がついた一年でした。

2014年はお世話になりました。

2015年もよろしくお願いいたします。

南区富合町廻江のS様邸完成写真。

2014年もあと5日で終わろうとしています。

まだやり残したことがありました。

ということで、S様邸の完成写真をアップします。

大量なので、気合を入れて見てください。

まずは外観です。
外構も含めて白黒モノトーンでまとめています。
サッシも壁に合わせ白と黒です。
屋根のラインがシャープでかっこいいです。
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道路からのアプローチと駐車場からのアプローチです。
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玄関ポーチです。
玄関ドアも白と黒。
照明も玄関ドアを意識して決めました。
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玄関ホールとシューズクロークです。
大量の靴とスポーツ用品などをしまえるように広めのクロークです。
その代り、ホールはすっきりシンプルに。
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LDKは広々。
南側に面してるので日当たりもよくとっても快適です。
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TV台と小物収納です。
これだけあればリビングも片付くし、整理がしやすいので使いたい時にすぐ取り出せます。

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キッチンは両脇を通れるようにしました。
IHの前の壁もくり抜きより広々と見えます。

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キッチン横にはパントリーがあり、そこの勝手口から庭に出入りできます。
土の付いたお野菜やごみの分別などなど、使い勝手は様々です。

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リビングとつながる和室です。
板間のところにはピアノを置く予定です。
クロス選びは迷いましたが落ち着いた雰囲気に仕上がりました。

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お風呂は1.25坪。
浴槽の壁についている黒いものは無線式のインターホンです。
相手はキッチンの壁につけてあります。
お子さんが小さいのでキッチンと話ができるようにしました。

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カウンター手洗い付のトイレです。
ちょっとした余裕が落ち着きます。

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広い洗面脱衣室。
奥さんのご要望で、洗濯機を2台設置できるようにしています。
ソフトと野球に忙しいご主人。
泥だらけになったユニフォームなどは別の洗濯機で洗濯できるようにです。

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2階の吹き抜けホール。
広めのホールでは子供たちが遊んだり、洗濯物を干したりもできます。
寒くないハイブリッドソーラーハウスだからこそのスペースです。

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寝室です。
ウォークインクローゼットは夫婦で別々に。

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子供部屋は4.5畳程度。
広すぎず狭すぎず。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

ここまでたどり着いた方はかなりの気合の入った方だと思います。

書いてるけんちゃんも疲れました。(作業時間1時間)

今年はあと1回、最後のご挨拶をアップしようと思っています。

それではまた

南区富合S様邸造作TVボード

今年も残り12日・・・

なんだか車も増え、渋滞が多くなってきました。

けんちゃんもなんだか忙しいような気がしてきました。

さて、南区富合のS様邸は無事お引渡しがすみました。
完成写真も撮っているので今度アップしたいと思います。

今日は、今回やってよかったなと思った工夫を紹介いたします。

造作TVボード。
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お客様の要望は、「壁と一体化した感じ」

ということで、TVボードとTV横の収納は扉をつけて、棚も白に塗装しています。

テレビの後ろのクロスは黒にしました。

最初は意味が分からなかったのですが、こうやって見ると壁と一体化していてすっきり見えますね。

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開くとこんな感じ

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65インチのテレビがぴったりおさまります。
65インチて・・・。

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ザ・たっちも目の前にいる感じ!(^^)!

そして、別のお客様のところに行ったときに、既製品のTVボードを見させてもらったのですが、とても面白い工夫がされていましたのでパク・・・参考にさせて頂きました。(S様ありがとうございました。)

どんな工夫かと言いますと、DVDフレーヤーなどを置くところの後ろにコンセントタップを置けるスペースを作ったり、テレビとの配線コードの穴は当たり前ですが、縦仕切りや棚を裏の壁まで仕切らないようにしてあります。

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中央の棚です。

縦仕切りと棚は後ろの壁までありません。

10センチほど空けてあります。

コンセントはモデムの裏にあります。

各機器の裏には配線がごちゃごちゃしていますが、上横とも仕切りがないため配線の接続が楽にできます。

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ブルーレイプレーヤーやPS3or4を置く棚

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無線LANなど。

コンセントタップも楽におけます。

ほんとにちょっとした工夫ですが、とても便利だなと思いました。

もしかして、けんちゃんが知らなかっただけで、常識だったりして・・・。

皆さんも、TVボード作るときはパクってください(*^^)v

サンクス建設の重要な打ち合わせ!!

今日は、サンクス建設にとって、とても重要な打ち合わせがありました。
何かと言いますと、今度の冬の「あったか体感会」に向けての広告の打ち合わせです。
なんと言っても、床暖房で暖かい家を提供していますので、冬の「あったか体感会」に1年間の全精力を注ぎます。

そして、失敗は許されないのですっ!!

とまぁー、気合は入っているのですが、打ち合わせまで色々と考えてはいるものの、どのような内容にするかはあまり決めていません。
なぜかというと、やはり広告のことは広告のプロにまかせたほうがいいと思うからです。
そして、助っ人として数年前からお世話になっている広告代理店の㈱平成広告宣伝事務所の下山さん(右手前)と熊日のライター小川さん(右奥)です。

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私は、色々と思うことをぶちまけて、下山さんと小川さんにはできるだけ消費者視点での意見を出してもらっています。
とりあえずは、テーマを決めていろいろ意見を出し合うのですがまとまりません。
逆に、使ってみたい素材やフレーズなど、細かいものを色々と吟味してみます。
そのようなことを何回か繰り返していくと、自然と余分な所が無くなって行き、本当に伝えたい内容が残ってきます。
1時間半かけて、今回の冬の見学会の広告内容が決まりました。

今年の、内容としては高断熱高気密だけでは本当の快適さは得られないというもの。
健康、快適な室内環境としては温度や湿度、床暖房の温度、気流、温度差などの指標があります。

皆さん分かりますか?

いろんな数値があってわかりにくいのですが、いろいろ調べていたら、とても上手にまとめていらっしゃる記事があったのでリンクを貼らせていただきます。

こちら

合わせて、床の快適に感じる温度は23~26℃くらいです。

例えば、トイレや脱衣所と暖房室の温度差を3度以下するという指標がありますが、高断熱高気密住宅でリビングエアコンによる暖房を行った場合、この指標をクリアできるのでしょうか?

天井と床面の温度差を3℃以内に保つという指標も、間欠暖房で一旦空気や壁、床、天井の温度が冷えてしまった部屋では、温風暖房の場合、暖かい空気は上に上がり冷えた空気は下に下がり温度差が大きくなってしまい、なかなか難しいものです。

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画像はイメージですが、ハイブリッドソーラーハウスの強みはやはり床の暖かさと24時間連続して家中を床暖房で温めることだと思います。
24時間連続して温め続けることで、部屋間の温度差や上下温度差、時間的温度差がなくなります。
リンク先の温度のバリアフリーを作り出す温度指標は、ハイブリッドソーラーハウスだからこそクリアすることができます。
更には、自然エネルギー利用でランニングコストやエネルギー問題を気にすることなく快適に過ごせます。

ちょっと熱く語りすぎましたが、後はライターの小川さんと代理店の下山さんに、それぞれ良い文章とコピーと写真を考えていただくだけです。

サンクスの将来は小川さんと下山さんの腕にかかっています(笑)

階段下収納ができないと思ったけど・・・

プランを考えるときには、いろんなことを頭の中で3Dにして想像しながら考えますが、やっぱり現場でなければ出てこないこともあります。

今回は、いつも階段下収納を作る場所に洗面台があるので、階段下収納を諦めていました。

いざ、階段を作ることになった時に、大工さんと色々とアイデアを出し合ってなんとか有効に利用できるようになりました。

やっぱりいろんなことを工夫して、今までとは違うやり方でもやってみることが大事だと思いました。

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階段を洗面室側から見たところです。
横木の上に柱が建っていますが、その柱が階段の中心の親柱です。
その柱を中心に回り階段が掛けられます。
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階段を掛けている途中です。
階段の形がわかってきました。
踊り場の下が洗面台になります。
その洗面台の奥の回り段の所も、高さが1m位のスペースがあるのでそこを収納として利用します。
通常だと、親柱が床まであるので邪魔で利用できません。
柱を床に建てるのではなく、横木を入れることによって、入口を作ることができました。
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入口と階段下収納が完成です。
元々、この洗面台を置くところも、普通は階段下収納として利用するところですが、今回は洗面スペースとして利用しています。
踊り場のところは1800ミリくらいなので、ちょうど洗面台が収まります。
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クロスを貼ったところです。
収納の入口枠が壁から飛び出しているので、洗面台の引き出しが枠にあたってしまいます。
そこで、同じ枠材を洗面台が壁につくところに取り付け、入口枠に引き出しが当たらないようにしました。
もともとは全然予定していなかったことなのですが、なかなかいいアイデアで切り抜けられました。

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取り付け後の写真です。
きれいに収まりほっとしました。

南区富合町S様邸の外壁工事完了!!

外部工事が終わり、足場も外れました。

42坪にしてはなんだか大きく見えます。

今回の特徴としては、屋根の形と外壁、サッシの色です。

お客様のご要望としては、在り来りな外観ではなく、ちょっと変わった外観がいいというものでした。
とはいっても、屋根を奇抜にするわけにも行かずどうしようかと思っていましたが、写真のように今回は太陽熱(床暖房、湯沸し)と太陽光(発電)を利用しています。
ハイブリッドの太陽熱集熱パネルがあるため、一般的な切妻屋根だと太陽光発電パネルを設置する面積が限られてしまいます。
そこで、南側の屋根の棟を北側にずらし上り麺を延ばすことで南面を広くしました。
そしてさらに、1階玄関部分の屋根は緩い勾配の板金屋根にすることで、少し和モダン的な外観に仕上がりました。

外壁の色は、洋か和かと言ったら和の方で検討していました。
外壁のカタログで色々と見ていると、「おっ!! これ かっこいいねえ~!! これで決まりっo(・`∀´・)」という感じで決まりました。
2階は黒、1階は白。
しかもそのカタログで驚いたのは、サッシの色も外壁と合わせていたのです。
黒い外壁のところのサッシは黒、白い外壁のところのサッシは白です。
こんな発想は、今までありませんでした。
外壁は外壁で、サッシはサッシという別々のものと考えていましたが、白と黒なら色が合わせられるので、窓が強調されずすっきりとした外観になっています。

初めての試みですが、かなりうまくいきました。

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写真が曇り空で写りが悪いのが残念。

完成してからまたアップします。

スケルトンインフィルという考え方

今日は、構造的な話を。

スケルトンインフィルという言葉をご存知でしょうか?

簡単に言うと、構造上重要な骨格と間仕切り壁などの内装を別々に考えるというものです。
わかりやすい例としては、マンションなどの鉄筋コンクリートなどは頑丈な骨格で本体が作ってあり、部屋の間仕切りなどは構造とは関係なく簡易的な仕切り壁として作っています。
最近では、木造の家でもこのような取り組みが始まっています。

メリットとしては、
・柱や梁にかかる複雑な荷重を考慮しなくて済む
・将来のリフォームが容易に行える
・梁や柱のことを考慮せず、好きなところに間仕切りができる
・床貼り、天井張りなどの作業が簡単。
・2階の床は、下に柱がある所と無い所での差がなくなり一体となります。
アフターに行った時に、2階のドア両端の下に片方に柱が有り片方に柱がない場合は、梁の下がる量がそれぞれ違うため床に高低差が生まれ、ドアの建付が悪くなっていました。
もちろん、構造を工夫すれば問題が生じなかったのかもしれませんが、いっそのこと柱を立てないで大きな梁で全体を支えればいいのにといつも思っていました。

メリットだけではありません。
ハイブリッドの特徴でもある蓄熱コンクリートがあるので、キッチンやトイレ、風呂などの水回りの配置は変更できません。
木造なので、梁が架けられる幅は一般的に4メートルまでです。
リフォームの時には、間仕切りを外すと床にビスで固定した傷が残ります。
まだ他にもあるかもしれません。

2階の写真を見てみましょう。
桧の床と、天井のボード、外壁周りのボード施工が終わったところです。
中央に柱が2本立っているでけです。
極端な話、2階が一部屋でもOKです。

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間仕切り工事の施工中です。
子供部屋や寝室の壁を仕切っています。

将来お子さんが独り立ちした後は、物入れを撤去して広い部屋にしたりできます。
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これからの家づくりは一昔前とは違い、とても長持ちする家づくりになっています。
しかし、省エネ性、快適性が悪く不健康な家、しかも、間取りの変更も難しい家では、家の寿命の前に壊されてしまいます。
長く住み着いでもらうために、構造場重要なスケルトンはしっかりと長持ちしてもらい、将来変更が必要なインフィルはできるだけ簡易に作って、誰でもリフォームができるようにしておくことが、100年住宅に近付くのではないかと思っています。