鹿児島に日本一の工務店があると言う。
その工務店はシンケン。
シンケンの社長 迫さんが日本にあるべき美しい家を追求した”シンケンスタイル”を貫き通す頑固一徹工務店です。
今回はそんな日本一の工務店と言われる”シンケン”の経営理念やデザイン、設計手法などを学ぼうと言う工務店向けの勉強会のツアーです。
1泊2日の鹿児島勉強会。
こののぞみ君はスンゴイ奴で一回も止まらず鹿児島中央へ行っちゃいます。
確か わずか45分。(車なら2時間半くらいか。)
しかも、まったく揺れず乗り心地は最高。
その代わり、景色はトンネルばっかり・・・。
まぁ ビジネスには良いですが、旅行で乗るには楽しみが半減のような・・・。
え~ みなさん!!
ここは、遊園地ではありませんよ!!
駅です。
観覧車に駅を引っ付けたのか駅に観覧車を引っ付けたのかはどうでもいいですが、とにかく駅と観覧車が合体しているのが鹿児島流です。
突っ込んではいけません。
お昼前に付いたので腹ごしらえということで
まぁ あんまりお店ではトンカツを食べないのでどうなのかは分かりませんがうまかったです。
そして、”シンケン”のツアーが開始。
全国(大阪以西)総勢50名ほどのツアーです。
まずは、実際に建てた家を3軒見学。
興味のある方は写真をクリックしてください。
昔はデザインや設計に力を入れた、職人技を生かした家だったのですが、最近は方向性が変わってきて、素材やディテールは共通化して設計を重視しているような印象でした。
特にかっこいいのはエクステリアです。
とっても趣があり、自然なつくりでした。
その後は、夜の懇談会で鹿児島の徳之島から来られた工務店の方と奈良の製材所で家づくりをしている方とお話しをさせていただきました。
その後は、鹿児島にいる同級生と飲む予定だったのですが、そいつが風邪でドタキャンしたのでとりあえずボッチで街ブラしてみました。
天文間は行ったことあるのですが、夜は初めて。
う~ん なんだかさみし~街だなと思っていたら
アーケード街とのギャップがすごいです。
さすがに、一人で飲み屋に行く勇気は無かったのでラーメンでも食って帰ろうかとスマホで検索。
そんなにおなかはすいていなかったのですが、スープも飲み干すほどおいしかったです。
豚骨ラーメンにキャベツがトッピングされています。
なんだか魚介系のダシ(カツオっぽい)が利いていて、野菜と豚骨の甘みとマッチングです。
飲んだ後でも飲み干せるほど、くどさの無い豚骨スープでした。
無料で大根の漬物(味薄め)が出てきますので、口直しにばっちり。
生の刻みにんにくはお好みで入れるとさらにうまみが倍増です。
個人的にはにんにくを入れた方が味にメリハリがついておいしかったです。
天文間公園近くですから分かりやすいと思います。
ラーメン好きの方には一度行ってほしいお店ですね。
講演内容は、常日頃どのように考えて家づくりや工務店経営をしているかということを聞かせていただきました。
この迫社長は、気に入らないものは壊してでも作り直す、と言う頑固な方。
そんな方なので、強面で堅っ苦しく、伝統に執着するする考え方なのかと思っていましたが、意外に物腰が柔らかく柔軟な考え方をもっている方でした。
しかしながら、芯はしっかりとしていて、自分の考えはしっかりと貫く強い思いもあります。
とても印象的なのが、”自分の価値観を共感できるお客様と家づくりをする”と言うこと。
かなり究極のような気がしますが、それを実現しているのがシンケンで、日本一を言われる所以です。
ですから、シンケンスタイルと言うものを確立し、シンケンで建てたいと思わせるデザインや徹底した社員教育(思想の共有化)を行っています。
一見わがままのような気がしますが、お客様と同じ価値観を共感すると言うところがとても大事なのです。
家づくりは、とても多種多様で、やろうと思えば何でもできてしまいます。
でも言い換えると、誰でも出来る家なのです。
ここで重要なのは、誰でも造れる家は、どこに頼んでも同じということです。
シンケンに頼まないとできない家づくりがあり、その家を欲しい建て主がいる。
お互いに目指す方向(価値観)が同じだと、工務店の実力を十分に発揮出来るし、その実力をお客様がしっかりと評価してくれる。
結果的に、相乗効果でお互い大満足の家ができると言うことです。
そしてこの満足度がさらに良い家を作る意欲になり、お客様はその満足を人に伝えるようになります。
そうやって、シンケンはファンを増やし、今でも絶大な支持を受けています。
それでは、サンクスはどうなのか・・・。
太陽熱を利用した24時間床暖房の家。
省エネで健康、快適な暮らし。
そんな家を提供しています。
しかも、断熱や気密もマニアックなほどがんばっています。
間取りや構造も全館暖房を想定し特別に配慮しています。
かなりマニアックな家です。
でも、そんな家をマニアックに欲しいと行ってくださるお客様がいらっしゃいます。
私たちの家づくりを認めてくださる方はほんとに少ないです。
でも、認めてくださってハイブリッドに住んでいるお客様は、本当に皆さん満足していただいています。
シンケンほどではありませんが、サンクスも方向は違うにしろ、サンクスしか出来ない家づくりがあり、その特別な家づくりを選んでいただいています。
迫社長の家づくりに対する思いを聞いて、サンクスは間違っていないと改めて確認させていただきました。
とっても心強いです。
今後は、さらにハイブリッドだからこそのとんがった家づくりをがんばっ行きます。
シンケンのことを語りながら思わずけんちゃんの思いまで熱く語ってしまいました。
3年前から尋常じゃないほどの噴火が続いているそうです。
通常は年間10~20回ほどなのが最近は700~900回と半端じゃないです。
道には灰が降り積もり、灰が口や目に入りとてもつらかったです。
これも地震の影響なのでしょうか。
なんだか不気味でした。
鹿児島での勉強会、お疲れ様でした!
シンケンスタイルですか。いい刺激になったようですね~。
お客様のニーズを取り入れながら、サンクススタイルを
提案していくというところでしょうか。
マニアックな工務店に、マニアックなお客様の集まり・・
いいじゃないですか~(笑)どんどん、とんがってください。
楽しみです。
sachikoさん コメントありがとうございます。
シンケンツアーはかなり刺激になりました。
マニアックなお客様と一緒にサンクススタイルも育てていきたいと思います。