8月26,27日は愛知県知立市に行ってきました。
タイトル通り、ハイブリッドソーラーハウスを造っている全国の会員との勉強、交流、意見交換会です。
ハイブリッドソーラーハウスはとても特殊で、まず日本の皆様にはまったく理解いただけない住宅です。
太陽熱を床下に溜め込んで24時間全館床暖房で省エネ快適な家ですって言っても、理解いただける方はほとんどいません。
だからこそ、全国の会員のみなさんが苦労していることは容易に想像できます。
今まで、ブロック会と言って九州地区や各地区での勉強会はありましたが、販促の勉強会やエネルギー事情、建築業界の動向などで、工務店同士の意見交換会はありませんでした。(懇談会と言う飲み会はありましたが、なかなかまじめな話はできず・・・。)
入会された工務店の方が、施工方法などウチに勉強にこられてましたが、なかなかハイブリッドソーラーハウスが売れないと言うのが実情です。
家は造る技術はあっても売れない・・・。
せっかく入会しても、売れない・・・。
このままでは、ハイブリッドソーラー協会自体が将来的に不安です。
とってもお客様が満足して、環境にもやさしく快適な住宅なのに世間では認められていないような・・・。
過大な広告の太陽光発電やオール電化に負けて、本物の住宅(と思っている)が注目されないなんてどうしても納得いきません。
現に、サンクスで建てていただいた皆様には、100%満足していたいていると自負しています。(温熱環境に限っては)
そこで、協会に全国の協会員の皆さんとの意見交換会を開いていただくようお願いをしましたら、早速交流会を企画していただきました。
前置きが長くなりましたが、はるばる名古屋の知立市まで行ってきました・・・。
飛行機まで徒歩・・・。
まあ、人数が少ないので飛行機も小さいですから・・・。
今から、熱いトーク?が始まります。
全国から25社の参加です。
けんちゃんが注目したのは、今までのハイブリッドの建築棟数。
一番多いところで120以上
次に70数棟、60数棟と続きます。
サンクスは今回参加の中では4番目くらいです。(15年で63棟)
しかし、とってもがっかりなのは0~4,5棟がほとんど。
なかなか売れていないようです。
まぁ もちろん入会したばかりの方もいらっしゃいましたが。
協会の運営実績や今後の企画などの説明、岡本会長の話の後いよいよ始めての会員同士の意見交換会が始まりました。
一応、岡本会長が進行役を勤め、特に皆さんが苦労していると思われる営業のことについての意見交換が行われました。
交流会の前に取ったアンケートに基づいて、実際に獲得した販促の媒体(チラシ、見学会、インターネット、勉強会、ブログなど)についての具体的な意見交換。
競合をするほかの工法やメーカ-に対する対策。
その後は、夜の懇談会。
余りにも盛り上がりすぎて3次会までいきました。
醤油ベースですが鶏がらが効いていて(酔っ払っていましたが)コクがあるのにさっぱり。
そして次の日は、ハイブリッドソーラーハウスの販売元”チリウヒーター”の視察です。
黒塗りのドラム缶のようなものにプラスチックの蓋をしただけ。
これに太陽が当たるとお湯ができるそうな。
むかしはかなり重宝したようでバカ売れだったそうです。(プラスチックの蓋が壊れてふたがバカ売れ・・・。)
日中でも、頻繁に入浴をするためお湯が作れるハイブリッドはとっても効率的。
もちろん、冬は寒くないので入居者のヒートショックなどの心配もなく快適です。
これで、名古屋での交流会は終わりましたが、まだ書き足りません。
次回のブログで。