1月19・20日(土日)熊本市東区長嶺西で平屋の完成見学会を行います。
年末にお引渡し済みで、実際にお住いのお客様の声も聞くことが出来ます。
お施主様が“終の棲家”として選んだ太陽熱床暖房の家は家全体が一日中暖かく、ヒートショックの心配もありません。
「幸せ」を感じる室温と平屋の解放感をぜひご体感ください。
熊本で太陽熱を利用した床暖房と湯沸しの家「ハイブリッドソーラーハウス」
大分、久しぶりの投稿ですが、表題の通りY様邸が完成しました。
Y様の息子様が、建築関係の仕事をされていらっしゃるので、構造のデザインや、仕上がりのイメージなどのアイデアを出して頂き、これまでのサンクスの家とは、また違った良さが生かされた家になりました。
1月19,20日には見学会を予定していますが、広告用に撮影してもらった写真などをアップしようと思います。
どうですか?
かっこいいですね。
撮影の技術もいいかもしれませんが、構造表しの勾配天井で和室まで開放的なリビング。
ハイブリッドの床暖房じゃなければ、冬は大変そうです。
広々とした玄関土間。
玄関土間は、下屋の遊び場や奥の納戸ともつながっています。
そして、今日けんちゃんも撮影してきました。
植物や家具、照明もあるので少し雰囲気が違っています。
プロの方がうまいけど・・・
玄関土間の飾り棚周りが飾りつけされてとても豪華です。
飾り棚や式台は、お客様と一緒に製材屋さんに行ってあら材をいろいろ見てから決めました。
キッチンカウンターのベンチも、式台の余りで大工さんに作ってもらったものです。
リビングの照明は、東京にいらっしゃる息子さんがわざわざ購入されて、取り付けまでされました。
3個の照明を段違いに取り付けるなんてアイデア、けんちゃんからは出てきません。(笑)
玄関の飾り棚や、下の玉石の飾りなどもそうです。
もっと言ってしまうと、外観の屋根の形も息子さんのアイデアを形にしたものです。
今回は、いつものサンクス仕様ではない特殊な造りではありますが、息子さんのアイデアを実現するべく、大工さんたちと知恵を絞り形にできたことがとてもよかったです。
この経験を活かし、いろんな発想で、今後のサンクスの家のデザイン向上に頑張っていきたいと思います。
床暖房の配管の様子や地震に強い構造を見て頂ける「構造見学会」が無事終わり、蓄熱コンクリートを打設しました。
赤い管が床暖房用の配管です。
床暖房用の配管ヘッダー。
今回は4系統に分かれたものをここで集約して外部に出しています。
コンクリートの打設。
ポンプ車で打設します。
今回は9.5㎥でした。
コンクリート打設後、断熱、気密工事中です。
キッチンの下や洗面台の下などは、将来の設備交換の時のために空けてあります。
今回はガスコンロのため、ガス配管を先行して入れてあります。
太陽の恵みを受けてくれるコレクターも取りつきました。
外部の通気胴縁です。
外壁と本体との間は通気するようになっていて、壁の中の湿気は通気層に出ていくようになっています。
来週からは、外壁工事が始まります。
現在建築中の東区長嶺西(Y様邸)は、床暖房工事中です。床暖房の配管工事の様子は、蓄熱コンクリートで隠れてしまうため、なかなか見る機会がありません。そこで、蓄熱コンクリートを打設する前に構造見学会を計画しました。
家中に、隙間なく床暖房が配管されている様子や、地震に強い頑丈な木造の骨組み、耐震金物等、この機会しか見ることが出来ませんので、ぜひお越しくださいませ。
Y様邸祝上棟。
猛暑の中の棟上げだったのと、屋根の形がイレギュラーだったため、思うように工事が進まず大変でした。
半日だけ手伝ったのですが、30分ごとに休憩を取らないととてもじゃないと作業が出来ませんでした。
…
おかげさまで3キロ痩せたけど、すでに元の体重に戻ってます。
大工さん達も、体調を崩さずお盆までに屋根仕舞いが終わりホッとしています。
道路からとてもよく見える場所なので、宣伝効果は絶大です。
暑いですね~
熱中症に気を付けてください。
今年はまるで合言葉のようですね。
皆さんも、くれぐれもお気を付けください。
東区長嶺西で新築工事が始まりました。
またしても、地震による被害で建て替え物件です。
Y様は、以前建てさせて頂いたY様のお兄様。(ややこしい)
いわゆる実家ということです。
ハイブリッドソーラーハウスの心地よさはもちろんの事、地震の時には弟さんのお宅に
避難されていて、地震にも大丈夫だと実感されてご依頼いただきました。
うれしいですね~。
天気が悪い日がつついて心配しましたが何とか地鎮祭を執り行うことが出来ました。
東京から息子さんも参加されました。
砕石を入れて捨てコン打ち
ベースのコンクリート打設
立ち上がりのコンクリートを打設して完了です。
東京の息子さんは、東京で建築関係のお仕事をされていらっしゃるので、プランニングの段階から一緒に打ち合わせを重ねました。
意匠にもこだわって計画したので、今までのサンクス建設とは、また一味違った仕上がりになりそうです。
来週は棟上げ。
楽しみだな~。
サンクス建設にとっては、とっても楽しみで重要なイベントであるハイブリッドソーラーハウス「友の会」が、6月17日に行われました。
県南地区では7回、熊本地区では今回で10回目です。
「友の会」とは、どのような会かと言いますと、会則第4条に書いてあります。
「本会はハイブリッドソーラーハウスを建てて、住まうことを決断した者同士で、その決断の正しかった事をお互いに確認し合い、親睦を深める事及びハイブリッドソーラーハウスの普及に努める事を目的とします。」
今回は、15組28名の参加となりました。
現在ハイブリッドを検討中のお客様も3組参加して頂きました。
また、アマテルソーラー協会から「友の会」を勉強したいという仲間の工務店の方が6組参加されました。
協会の仲間の皆さんには、ぜひ会則第4条にもあるように、ハイブリッドソーラーハウスの普及に努める活動の輪を広げて行って頂きたいと思います。
まずは、けんちゃんからのあいさつで始まり、サンクスの近況報告。
今年の冬の見学会は、とても寒かったので反応が良く順調だったこと。
来年再来年とサンクス建設はまだ潰れないので安心して下さいとお伝えしました。
次にアマテルソーラー協会事務局の河合さんから一言。
会長の挨拶
涙もろいので、途中言葉に詰まりながらです。
そして、2代目「友の会」会長K様に乾杯の音頭を取っていただきました。
この時には、まるで従業員かのようなハイブリッドの注意点を教えて頂き、皆さん関心していらっしゃいました。
これから約2時間の懇談会。
まぁ ほんとに毎度のことですがよく盛り上がります。
参加して頂いたすべての方にごあいさつに回るのですが、お客様同士の会話を遮るのが申し訳ないくらいです。
アマテルソーラー協会の工務店の方もびっくりです。
そして、一通り盛り上がった後、お客様のスピーチが始まります。
これが盛り上がります。
皆さんスピーチ上手で、全部書くのは大変ですが、近況報告や、サンクスにダメ出しや、自分の仕事の宣伝、アマテル(アマテラス)は神様や、など。
地震後の対応や、暖かいだけではなく地震にも強かったなど。
孫が生まれて、赤ちゃんに優しい事を実感し、別宅にいたおばあちゃんは、冬はしもやけで大変だったけど、今年の冬はハイブリッドで過ごしてとても快適だった。赤ちゃんから高齢者まで、みんなに優しいハイブリッドソーラーハウスだと実感した。
検討中の方は、この「友の会」が決め手で、ぜひ次回は暖かい家を体感してまた「友の会」に参加したいとおっしゃっていました。
今年も大いに盛り上がりました。
最後には、アマテルソーラー協会を代表して、長野県伊那市のアメックスホーム伊那(有) 代表の秋山社長に挨拶をして締めて頂きました。
今回お客様から頂いた言葉で
「友の会でお客さんとこうして会うことが、サンクス建設のモチベーションアップにつながるんじゃないの?」
その通りです。
本当にその通りで、1年に1回ですが、皆さんが楽しそうに話をされて、その輪に入ってけんちゃんも楽しくお話をする。
ハイブリッドソーラーハウスを選択して、サンクス建設で建ててよかったんだと思って頂いていることを実感できます。
それが住宅屋としての、仕事のやりがい、喜びでしょう。
そんなお客様とのつながりを、もっと広げようと思う「友の会」でした。
13・14日は、アマテルソーラー協会が企画した勉強会に参加するため東京に行ってきました。
今回の勉強会は「造園・外構で家の魅力がは上がる」と題して、荻野寿也景観設計代表の荻野さんのお話でした。
もともとは、ゴルフ場のグリーン造成等をされていたようですが、一般住宅なども手掛けるようになったようです。
最近の住宅、日本の街並みは、ブロックフェンス、カーポート、土間コンクリートの無機質な街並みが並んでいますが、緑ある豊かな街並みを取り戻すために「庭づくりから建築を考える」という視点でのお話でした。
造園業の方から見る建築という、まったく違う視点からのお話でとても勉強になりました。
まずは、荻野さんの著書「美しい住まいの緑」を参考に、樹木の種類や特性を知り、“美しい住まい”とは何かという所から勉強したいと思います。
当日夜には、荻野さんを囲んでの懇談会もあり、アマテルソーラー協会の会員の皆さんとも有意義な意見交換が出来ました。
また、2次会ではおいしいビールを飲みながら、志を共にする仲間の皆さんと、さらに深く語り合いました。
皆さんとのお話の中で、今年はとても寒かったので、冬の見学会がとても好評だったようです。
サンクスもいつものように見学者の数は少ないものの、すでに3件のお客様お話が進むことになりました。
やはり、寒い家はみなさん嫌なのです。。。
翌日は、東京から転勤で熊本に引っ越してこられたM様から、建築家の方とのコラボが出来ないかとの相談があったため、アマテルソーラー協会事務局の河合さんと打ち合わせに行ってきました。
アトリエサラの水越美枝子さん。
女性ならではの、きめ細やかな設計をされる建築家の方です。
収納に関する著書も出版されています。
断熱気密に関しても、20年前から取り組んでいらっしゃって、サンクスがその当時使用していた断熱サッシと同じものを使用されていたので、ひと盛り上がりしました。
河合さんの手助けもあり、前向きに検討して頂けることになり、サンクスとしても、新しいチャレンジが始まろうとしています。
2018年、初めてのブログになります。
今年も宜しくお願い致します。
さてさて、今年もやってまいりました。
大寒の季節です。
まぁ普通は、一年で一番寒い時期なのであまり好まれないでしょうが、サンクス建設は違います。
この一年で一番寒い大寒の季節こそ、ハイブリッドソーラーハウスの快適さが分かっていただけるときなのです。
だからこそ、気合を入れて3週連続「あったか体感会」を開催いたします。
今週末1/20・21(土・日)は、保田窪にある展示場です。
2階建てで、吹き抜け上部にあるユニークな遊び場が見所です。
他にも、子供部屋を広く使う工夫や洗濯物などを上手に片づける工夫などもあります。
第2弾は1/27・28(土・日)に、水前寺の介護を考えた平屋です。
第3弾は2/3・4(土・日)に、御領の家庭菜園を楽しむ平屋です。
第2・3弾の情報詳しい情報は、来週・再来週にアップします。
2階建てが見たい方、平屋が見たい方、日程の都合や、ご近所等々。
皆さんのご都合により、どちらかを選んでお越し頂ければと思います。
どの家も、太陽で全館床暖房のあったか快適・省エネ・健康な住まいです。
ぜひ、ハイブリッドソーラーハウスの心地よさを体感してみてください。
東京ジャパンホームショーに行ってきた前記事の続きです。
大分長くなったので二つに分けました。
今回の目的はセミナー・ディスカッションを聞くことでした。
「住宅性能のミライ」
住宅の高断熱化が進み、Q値やUA値を競う時代は終わり、住宅の温熱環境はかなり改善され、快適性や省エネ性も高くなりました。
そんな中、今後の住宅性能のミライをどのように考えていくのか、というのが今回のディスカッションの内容です。
札幌市立大学 斉藤雅也教授
http://www.scu.ac.jp/profile/masaya-saito/
斉藤教授の話
面白いたとえ話があり、北海道の動物園の話です。
コックリートに囲まれた展示スペースで、一カ所に留まりあまり動かないオランウータン。
動きがないので、あまり人気がありません。
どうにかしてほしいと相談があり、サーモカメラで展示スペースを調べてみると、コンクリートの床や壁が熱くなっている。
そこで、芝生を植えたり木を植えたりしてやると、床や壁の表面温度が下がり、涼しいところや暖かいところが出来ました。
オランウータンは、とても活動的になり人気が出ました。
人間にも同じことが言えるのではないか。
室温だけではなく、床や壁の温度も肌で感じている。
体感温度がとっても大事。
ただ、均質な温度環境が本当に快適なのか?
日本には、いろんな気候があり、それぞれの立地によって、その場所に適した家づくりがある。
人も同じで、年齢や性別、暑がりや冷え症などそれぞれ。
そんな中、住宅の温度の均質化ではなく、ある程度の温度のムラがあってもいいのではないか。
自分の居心地のいい場所を作ったり探したり。
というお話でした。
(一社)新木造住宅技術研究協議会
代表理事 鎌田紀彦氏(宮城県仙台市 室蘭工業大学名誉教授)
鎌田氏は、北海道で30年位前から、高断熱高気密住宅を普及してこられた方です。
鎌田氏の話
北海道においては、高断熱高気密による住宅は、ほぼ完成されつつある。
それほど多くのエネルギーを使用することなく全館暖房もできて、暖房に関しては快適な暮らしを送ることが出来る。
ただ、冷たい場所も必要で、断熱区画を考える事で、暖かくない食品庫を作ったり対応できている。
北海道以外の、特に夏の暮らしに関しては、まだ完成されたとは言えない。
エアコン冷房を利用し各部屋にダクト配管をして、ある程度、各部屋の温度を一定に保つことはできた。
しかし、どうも快適な環境とは言い切れない。
夏の場合は、温熱環境以外の要素が快適さと関係があるのではないか。
エアコン冷房の方法に関しても、壁付けや屋根裏、ダクト配管、床下冷房など、いろいろな取り組みがある。
何が良いのかは、これからの取り組みで分かってくるのだろう。
という話でした。
堀部安嗣建築設計事務所 堀部安嗣氏
http://horibe-aa.jp/index.html
もともと有名な建築家ですが、3年ほど前から高断熱な住宅の設計に取り組んでいる建築家です。
堀部氏の話
高断熱住宅に取り組む前から、もちろんお客様の満足度は高かったが、高断熱住宅に取り組んでからは、さらにお客様に満足してもらえるようになった。
デザインに関して、昔からある日本家屋は、日本の風土に合った目的で建てられており、機能、デザインとして完成されているのではないか。
何十年と残る住宅は、その時の流行に流されたり、奇抜なデザインで自己主張するものではない。
日本家屋が良いと思っている人もいるが、昔のままの住み心地では誰も満足しない。
住み心地としては、現代の技術や住まい方に合わせたほうが良い。
例えば、断熱性や間取りの作り方など。
一生変わることのないもの。
例えば断熱性能や耐震性などのハード面はしっかり作る。
変わってもいいもの。
設備機器や間取り、よしずなどのソフト面。
この二つは、考え方が違う。
ハード面に関しては高断熱、高耐久のものを選び、ソフト面に関しては、取り換えができるように柔軟性が必要。
というお話でした。
ハイブリッドソーラーハウスに関しては、太陽熱を利用した全館床暖房なので、温熱環境、体感温度、省エネ性、ランニングコストどれも問題ありません。
ただ冷房に関しては、配置をしっかりと計画しなければいけないと感じます。
鎌田さんの話でとても共感したの部分が、高気密高断熱での全館冷暖房の暮らしの快適さや重要性を理解できるのは、唯一その家に住んだ人だけだという話です。
いくら言葉や資料で説明しても、今まで体感したことのない暮らしは想像すらできず、まったく理解してもらえません。
鎌田さんの話では、30年、高気密高断熱の普及に努めてきたけど、本当の快適さが伝わらないもどかしさ、というものを感じました。
ハイブリッドソーラーハウスでも同じことです。
いくら説明しても、寒いのが当たり前で過ごしてきた日本では、今まで体感したことがないのでなかなか理解していただけません。
それでとても苦労しています。
上記の著名な方々には、広く宣伝して頂きたいと思います。
サンクス建設では、一年で一番寒い「大寒」の時期に「あったか体感会」を毎年行っています。
今年も1月20.21日・27.28日・2月3.4日に開催予定です。
ぜひとも、体感して頂きたいと思います。。