先日、冬の”あったか体感会”バスツアー企画を行いました。
初めてのバスツアーということで、参加者が集まるのか?予定通り工程が進むのか?と心配していましたが・・・
大 成 功 !!
参加者は、10数名で皆さん勉強になりましたと喜んでいただきました。
外部足場は、どうにか今回の企画前に外すことができ、今回会場となったK様といろいろ悩んで決めた外観がお披露目です。(K様見てますか~。予定通り斬新ではなくかっこい~ですよ~。)
う~ん かっこい~。
しろとこげ茶のコントラストとバランスがいいです。
白過ぎず黒すぎず。
そして、岡本会長のセミナーが始まりました。
けんちゃんは、4~5回目ですが毎回海外の新しい情報を聞くことができ、とても勉強になります。
時間が少々短かったので、いつもよりは簡単な説明でしたが、大事な点はしっかり抑えてありました。
今回とても印象に残ったのは、オール電化の話。
日本では、なんだか知らないけどオール電化ブーム。
海外を飛び回っている岡本さんの話で、環境先進国のドイツに行ったときには
”そんな電化社会なんてとっくに終わって、今からは自然エネルギーはもちろんガス、灯油、電気などのいろいろなエネルギーを適材適所で有効に利用していく時代だよ。”
と言われたそうです。
日本の、ハイテク機器は最先端を行っているのに、なんか的外れのような気がします。
CO2の話題もそんなにたいしたことは無いそうで、それよりも資源を無駄に使わないという気持ちのほうが強いそうです。(CO2より資源を輸入しているロシアのほうが怖い)
太陽光発電も、なんだかしっくり来ないし・・・。
家庭用太陽光発電と言ってはいるものの、太陽の出ている昼間はあまり電気は使用しないので売電。
売電した電気は、どこへ行くかというと、近所の建築現場やオフィスビルなど、昼間に大量に電気を使用するところ。
結局、家庭用ではなく産業用太陽光発電です。
家庭では、快適な暮らしとは関係なくお金の計算だけ・・・。
とほほ・・・。
家庭用発電は、日本だけではやっていて、海外では太陽熱温水器が大ブーム。
世界に販売されている雑誌に岡本さんが紹介されて、世界各国から太陽熱温水器が引っ張りだこだそうです。
ちなみに、岡本さんの会社チリウヒーターのHPはこちら
セミナーも終わり、けんちゃんからも構造上の話(スケルトンインフィル住宅)をさせていただきました。
カンニングペーパーを造っていたのですが、見るのがめんどくさくなって結局見ずにおしゃべり。
うまく話せたかどうかは・・・。
とにかく、無事終わり、近所にお住まいのハイブリッドユーザーのM様にも、住み心地の話しをしていただきました。
その後は、皆さんで昼食。
その後はバスで玉東(といっても山のてっぺんの)のN様邸へ出発。
N様は、意外と多い見学客にびっくりの様子でした。
当日は、天気も良く比較的暖かかったのですが、それでもハイブリッドの気持ちの良い環境にとっても驚かれていました。
いくら天気が良くても、普通は床は冷たいし、なんといっても暖房をしていると”もわっ”とする変な暖かさがありますが、ハイブリッドは床は熱くも無く冷たくも無く、床暖房をしているのかもわからないくらい。
空気もまるで春か秋の季節のような自然なぬくもり。
2階の吹き抜けホールも廊下じゃなくてファミリースペースのようになっていて、とてもじゃないけど普通じゃ考えられない。
最近の新築では、そんな間取りもありますがとっても寒いと言っていたそうです。(お客様が言っていました。)
まぁ、とにかく、住んでいらっしゃる方のありのままの生活を体感し、言葉を聞くことができ、皆さんとっても感動されていました。
ご協力いただいたN様には、とっても感謝です。
30分ではありますが、いろんな質問にも答えていただき、なんと言ってもありのままの暮らしを見させていただきました。
特に、サンクスを褒めるでもなくハイブリッドを褒めるでもなく・・・。
ただ、安心して快適に暮らしているということを・・・。
なんか詩人風になってしいましたが、その方が見学にいらっしゃった皆さんも、住宅展示場には無い何かをわかっていただけたのではないかと思います。
N様 ありがとうございました。
その後は、植木の建築現場に戻り解散。
今回思ったことは、見栄えや設備だけで判断して家を建てるのではなく、しっかりと暮らしを考えて住宅のことを勉強される方がいらっしゃること。
そして、勉強したことをちゃんと体感して、確かめることができることがとっても大事だと思いました。
この企画は、とってもいいです。
毎年の恒例行事にしよう。
今年は、もう1回ありますよ。
しかも、とっても寒い南阿蘇。
2月21日の予定です。
参加ご希望の方は、予定を空けておいてください。