新技術のお勉強に行ってきました。

ちょっと最近忙しくて(遠出ばかり)でブログネタがたまってきました。

先週の17日は、山口県まで行ってきました。

みなさんご存じですか。

地面の下、5㍍くらいは年間を通じて15℃~17℃だそうです。

そして、その地熱を利用するという換気システムがジオパワーというシステムです。

じつは、いろんな賞を取っていまして環境大臣賞、愛・地球賞、グッドデザイン賞などとすごいシステムです。

ハイブリッドソーラーハウスはなんか取ってるのかな~?

システムを簡単に説明しますと、地中にパイプを埋め込み、空気を通して、熱い空気は冷やして冷たい空気は暖めてから室内に吹き出す装置です。

いわゆる、熱交換型換気システムです。

はたして、本当に家が冷える物なのか。

実際に体感してきました。

見学の日は、曇り時々雨で湿度の高い日でした。

見学者は、晴れた暑い日に見学したいという事でキャンセルが相次ぎけんちゃん一人でした。 (寂しいです。)

まずは、システムの説明と協会としての取り組みなどの説明。

マンツーマンの説明で、しっかりと勉強させていただきました。

住宅だけではなく、工場や学校、保育園、ショッピングセンターなど大型の施設にも多く採用されているようです。

もちろん入会金や会費などの説明も・・・(けんちゃんのおこずかいではとても入れません)

その後は、モデルルームにて実際に体感。

外の気温は27℃、地中は14℃(だったか?)、そして室内は25℃程度でした。

室内はしっかり冷えている感じで若干湿度の高さを感じました。(80%だったか)

そして、やはり冷たい空気は下にたまるので足下が冷えます。

2階の天井には、熱気を廃熱するファンがついていて廃熱していますが、床から吹き出す冷たい空気は上に上がらないのでどうしも足下が冷たくなります。

それと、暖かい空気を冷やすと(特に湿度の高い夏場)湿度が上がってしまいますので室内はべったり感を感じました。

シーリングファンや扇風機で空気を動かす事で不快感も減るかと思います。

後は除湿。

床は、とても冷たく暑い日はひんやりして気持ちが良さそうでした。

夏場は、使い方次第ではとても有効で快適な空間が期待できるのではないでしょうか。

問題は、冬ですけど地中は17℃までしか上がりませんのでいくらその空気を暖めても10℃前後でしょう。

それでは、いくら換気しても部屋は暖まりません。

人間が快適に感じる温度は22℃前後ですから快適にはなりません。

15,6℃程度では、部屋間に温度差がなければ問題はないですけど、それでも換気をすればするほど部屋が冷える事になります。

そのこと指摘すると、換気の量を調整して少なくできるそうです。う~んなるほど。

まあ、24時間換気は義務化されていますので、冷たい空気をそのまま室内に入れるよりは少し暖めて室内に入れるという事です。

けんちゃん的には、システムの完成度で言えばもう少しじゃないかと思います。

実際に、ヒートポンプを併用する方も多いそうですので除湿や暖房に利用しているようです。

住宅用のシステムよりは、大型施設の方が向いているんじゃないかと思いました。

大型施設では大量の空調システムや、照明、人などの熱的負荷が大きいので空気を冷やす事の方が効率がいいように思います。

協会の取り組みは、とてもがんばっていらっしゃるので今後はどんどん知名度も上がり普及していくのではないかと思いました。

以上でジオパワーレポートは終わりです。

PS また、ソフトの試合でホームランを打ちました。2試合連続ホームラン。

しか~し、残念ながら試合は負け。とほほ・・・

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