ちょっとお疲れモードのけんちゃんです。
土曜日は、朝から建材屋さんと設備メーカーなどの商品の合同展示会に行き、
昼からは、福岡の現場でお施主様と打ち合わせ。
そして、夜は嫁さんのお父上の還暦のお祝いで水俣行き。
その後、次の日の友人の披露宴の時の余興の練習。
日曜日は、朝から余興の練習、昼から鹿児島の出水市で披露宴。
その日の夜は、水俣で二次会の後熊本に帰る。(12時過ぎ)
月曜日は、打ち合わせと検査のため朝から福岡行き。
夕方帰ってきて、もうクタクタ。
なんかいろいろな事が重なって疲れました。
さて、現場の状況ですが
このシートはおもしろくて、水は通さないが湿気は通すのです。
名前は、透湿防水シート。
外壁から進入した水は通さず、壁の中の湿気は外に通気層を作ってそこに逃がします。
外壁の断熱を繊維系にする場合は常識になってきました。
柱間にしっかりと詰まっていて垂れてくる事はありません。
それだけ密度が高く、弾力性があると言う事です。
以前使われていたグラスウール10㎏で袋入りの物は密度が低く自立できませんでしたので袋に入れて柱にに固定していました。
しかし、時間がたつと固定が外れて垂れ下がったり、しっかり固定がされていなかったりで断熱性はよくありませんでした。
最近では、上記の写真のように裸の物を柱間に詰めて、内側にしっかりと気密シートを貼ります。
気密の意味と、室内の余計な湿気が壁の内部に入らないようにするためです。
厚みは18センチあります。太陽のぬくもりをこの中に閉じこめておきます。
こちらもしっかりと床暖房が入りますので、冬の寒い時期でも裸になるのがつらくありません。
ユニットバスの下や周りはしっかりと断熱材で囲います。
床下には床暖房はありませんが他の部分とほとんど温度差がありません。
最近注目されてきましたが、日本特有の高齢者による浴室溺死事故はご存じでしょうか。
寒い浴室に熱いお風呂。高齢者の体には過度なストレスになります。
そして、浴室内で意識を失い溺死してしまいます。
このような事故は、欧米などの全館暖房をする国ではほとんど見られません。
寒いお風呂の日本特有の事故なのです。
断熱をしっかりして、寒くないという事はとても重要な事です。
コンクリートの中には接続部分を作らず点検ができる場所で接続をしています。
しっかりと検査をしていただいて合格をもらいました。
余談ですが
「この熱いのに、ネーム入りのジャンパーなんて大変ですね」
と訪ねたら、
「メッシュのベストがあるけど洗濯してます。」
というお返事・・・
暑い中ご苦労様でした。