広縁断熱リフォーム

今回は、座敷横の広縁のリフォームです。

こちらの広縁は、元々木戸だったものをアルミサッシにリフォームしていたのですが、床板の隙間や欄間のガラスの隙間などから冷気がスースーと入って来て寒いそうです。

まずは、サッシを取り外しペアガラスの断熱サッシに取り換えます。

土台のレベルを調整するのが一苦労でした。

既存のサッシはH1800だったので、欄間がありガラスがはまっていましたが、新しい断熱サッシはH2000なので、欄間は無くなって外壁を貼ることになりました。

隙間が無くなるので断熱性は上がります。

座敷との間仕切りの敷居は厚みが45ミリくらいなので、30ミリの断熱材に12ミリの縁甲板を貼ります。

床にはしっかりとした断熱性能のスタイロフォームEXを使用。

桧の縁甲板を貼りました。

これで隙間風も入ってきません。

壁には断熱材を入れてクロスを貼って完成。

追加工事で、トイレが狭いから広げようという事になり、さらに外壁もきれいにすることになりました。

半畳のトイレを1畳のトイレに増築。

ところどころ、サッシを新しくしたり瓦を直したり。

室内側も、ベニヤの壁からクロスの壁に変更。

多少明るくなりました。

外壁は、板張り風の腰壁に上部は塗壁風のサイディング。

ばっちりきれいになりました。

お縁側の方は道路に面していますが、断熱サッシにしたり床に断熱材を入れたりしたので、今まで車の音がうるさかったのがとっても静かになったそうです。

先日の台風の時も、風邪でガタガタ音が鳴ったり隙間風が吹いたりすることは無く、とても安心できたそうです。

お正月の親戚の集まりの時には、温かい座敷で楽しいひと時が過ごせるようになったのではないかと思います。

 

そういえば、我が家も新築してから初めての本格的な台風でしたが、暴風雨の音もあまり気にならず風で家が揺れることも無く、安心して寝ることが出来ました。

サッシの建物の断熱性や気密性、耐震性は台風に対してもとても有効だということが分かりました。

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