寒い暮らしが当たり前だと我慢していませんか?

前回の「あったか体感会」でのお客様の感想で
“24時間家中があったかい暮らしなんて想像もしなかった。”
という感想がありました。

ほとんどの方が、冬は寒いのが当たり前で、家中を24時間暖かくしたいなんて思いもしません。

ですから、家づくりを考えるときに、冬の快適性は完全に忘れ去られています。

もし、ランニングコストが安く(灯油で100リットル前後)、冬の3か月を快適に過ごせたらいかがでしょうか?

冬の3か月を、寒さで我慢しなくてよければ、とても豊かだと思いませんか?

朝起きるとき
夜布団に入るとき
夜中にトイレに行くとき
お風呂に入るとき
だれもいない家に帰って来たとき

寒さを意識しなくて済むと楽だと思いませんか?

物質的な豊かさではなく、暮らしが豊かになると思いませんか?

しかも、高齢者にはヒートショックによる心配もなくなり、結露もほとんどないのでアレルギーの原因と言われるカビやダニも少ない。

家中が暖かいと、リビング吹き抜けやリビング階段も問題がありません。

リビングからトイレやお風呂に行くのに仕切りがいらないので廊下はいらなくなり、オープンな間取りが可能になります。

家中が24時間暖かいと、冬でもとても豊かに暮らすことができます。

そんな暮らしをぜひ体感してみてください。

今週末2/7.8(土日)に築10年のベテランオーナーのお宅をお借りして「あったか体感会」第2弾が行われます。

直接、お住まいのお客様ともお話ができます。

お待ちしています。

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冬の寒さを忘れてしまうほどの快適な家の体感会!!

インパクトのある題名だなぁ~

今週末からは、冬真っ只中の今の時期にハイブリッドソーラーハウスの住み心地を実際に体感してもらう「あったか体感会」が始まります。

第一弾は、昨年末に入居された南区富合廻江(まいのえ)のS様邸。
完成の写真はこちら
実際のお住まいの家を見学できます。
住宅展示場とは違い、お住まいのお客様ともお話ができます。

熊本市内の方ですとスパイス(1月23日号)に広告が出ますのでそちらで確認ができます。
水木金で配られます。
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熊本市外の方には熊日(1月22日)のニュースプラスの所に広告が出ます。
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広告の内容は、
最近高断熱高気密住宅の家(ピンきりありますが)だとエアコン暖房でも快適ですよという売込みがあります。
まぁ もちろん2~30年前の家と比べれば快適なのは当たり前なのですが、快適にもピンきりあるんです。
そして、快適性を伝えるのはとても難しいものです。

ハイブリッドソーラーハウスも快適性を訴えてきましたが、
んじゃ~、ほかの快適な家と何が違うの?
他にも快適って言ってるところもあるじゃない?
床暖房までする必要ないんじゃないの?
という流れになってきたものですから、あえて、エアコン暖房との違いを訴えてみました。

はたして、うまく伝わってくれるのか・・・。

題名のような、冬の寒さを忘れてしまうほどの快適な家を体感してみてください。

そして、もう一度、気合のブログ記事
日本特有の「寒いのは当たり前文化」をやめよう!!
のリンクをしつこく貼ります。

2014年を振り返って…。

2014年も残りあと二日・・・。

2014年を振り返ろうとブログを見てみたらあんまり書いてない・・・。
振り返ろうにも振り返れないので、2015年はもうちょっと頑張らないと来年も振り返れないぞっと気合が入りました。

毎年恒例ですが、年初めの仕事はお客様のお宅をお借りしての「あったか体感会」から始まります。
今年は5軒のお客様に協力いただき開催しましたが、ちょっと反応がいまいちでした。
消費税の駆け込み後だったこともあったかもしれませんが、何が悪かったのか分からず、なんだかもやもやした感じでした。

その後、ある勉強会に行ったのですが、高断熱高気密住宅(東北レベル)にすると、エアコンのみで24時間全室快適に過ごせますと言っているのです。
断熱性能を東北レベルに上げる事はそれほど難しいことではないし、エアコンも最近はハイパワーなものも出てきて暖房重視などの選択肢も増えています。
イニシャル・ランニングコストもそこまで上がらず、快適な暮らしができる家があるという事実にとても驚きました。

この勉強会が言っている通りだとすると、ハイブリッドソーラーハウスの24時間床暖房は、何の意味があるのだろう。

そして、さらに恐ろしいことに、この講演者はとても発信力・影響力のある方で、このような講演をして回っている事に危機感を覚えました。
この話が、どんどん一般消費者に広まっていったら、ハイブリッドソーラーハウスはどうなってしまうのか・・・。

そんなことを悶々と考えながら、さて来年の「あったか体感会」の広告を考える時期になり、以前にもブログで紹介した広告代理店の下山さんとライターの小川さんとの話につながります。
前回のブログはこちら

消費者目線でのアドバイスをいただき分かったことがあります。
例えばこんなこと
「断熱気密が良いと、エアコンだけで快適ですよ」と言われた後に、「床暖房は快適ですよ。」と言われたら、どちらを選択されますか?
そりゃ、床暖房は快適なのはわかってるけど、わざわざ床暖房にしなくても十分だし、快適さの違いが分かりにくい・・・。
こんな風に思うのは、ごく普通の考えだし、ほとんどの方がこのように思うのではないでしょうか。

そして、やっと前回の「あったか体感会」でのもやもやの正体がわかりました。
まさに、勉強会を聞いて危機感を抱いたことが、すでに起こっていたのではないかと思います。

その後、やっとハイブリッドソーラーハウスの本当の快適性とは何かということを突き詰めて行き、床のぬくもりこそエアコン暖房とは大きく違い、そのぬくもりが快適性に大きな影響があることが分かりました。

そらそうだ。

床暖房だもの。

そして、年末のカレンダー配りで、お客様とそんな話をしたときに(結構営業での悩みを相談します)やっぱり、エアコン暖房の家に行ったときには、空気は暖かいけど、足元がす~す~して不快だそうです。

家に帰ると床が暖かくて安心するそうです。

な~んだ、やっぱり床が暖かいのが気持ちい~んだ。

ハイブリッドソーラーハウスだからこその快適性は、やっぱり床暖房だったというオチで、来年も自信を持って頑張っていきたいと思います。

「2014年を振り返って・・・。」という題でしたが、ハイブリッドソーラーハウスに、さらなる自信がついた一年でした。

2014年はお世話になりました。

2015年もよろしくお願いいたします。

南区富合町廻江のS様邸完成写真。

2014年もあと5日で終わろうとしています。

まだやり残したことがありました。

ということで、S様邸の完成写真をアップします。

大量なので、気合を入れて見てください。

まずは外観です。
外構も含めて白黒モノトーンでまとめています。
サッシも壁に合わせ白と黒です。
屋根のラインがシャープでかっこいいです。
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道路からのアプローチと駐車場からのアプローチです。
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玄関ポーチです。
玄関ドアも白と黒。
照明も玄関ドアを意識して決めました。
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玄関ホールとシューズクロークです。
大量の靴とスポーツ用品などをしまえるように広めのクロークです。
その代り、ホールはすっきりシンプルに。
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LDKは広々。
南側に面してるので日当たりもよくとっても快適です。
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TV台と小物収納です。
これだけあればリビングも片付くし、整理がしやすいので使いたい時にすぐ取り出せます。

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キッチンは両脇を通れるようにしました。
IHの前の壁もくり抜きより広々と見えます。

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キッチン横にはパントリーがあり、そこの勝手口から庭に出入りできます。
土の付いたお野菜やごみの分別などなど、使い勝手は様々です。

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リビングとつながる和室です。
板間のところにはピアノを置く予定です。
クロス選びは迷いましたが落ち着いた雰囲気に仕上がりました。

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お風呂は1.25坪。
浴槽の壁についている黒いものは無線式のインターホンです。
相手はキッチンの壁につけてあります。
お子さんが小さいのでキッチンと話ができるようにしました。

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カウンター手洗い付のトイレです。
ちょっとした余裕が落ち着きます。

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広い洗面脱衣室。
奥さんのご要望で、洗濯機を2台設置できるようにしています。
ソフトと野球に忙しいご主人。
泥だらけになったユニフォームなどは別の洗濯機で洗濯できるようにです。

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2階の吹き抜けホール。
広めのホールでは子供たちが遊んだり、洗濯物を干したりもできます。
寒くないハイブリッドソーラーハウスだからこそのスペースです。

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寝室です。
ウォークインクローゼットは夫婦で別々に。

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子供部屋は4.5畳程度。
広すぎず狭すぎず。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

ここまでたどり着いた方はかなりの気合の入った方だと思います。

書いてるけんちゃんも疲れました。(作業時間1時間)

今年はあと1回、最後のご挨拶をアップしようと思っています。

それではまた

南区富合S様邸造作TVボード

今年も残り12日・・・

なんだか車も増え、渋滞が多くなってきました。

けんちゃんもなんだか忙しいような気がしてきました。

さて、南区富合のS様邸は無事お引渡しがすみました。
完成写真も撮っているので今度アップしたいと思います。

今日は、今回やってよかったなと思った工夫を紹介いたします。

造作TVボード。
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お客様の要望は、「壁と一体化した感じ」

ということで、TVボードとTV横の収納は扉をつけて、棚も白に塗装しています。

テレビの後ろのクロスは黒にしました。

最初は意味が分からなかったのですが、こうやって見ると壁と一体化していてすっきり見えますね。

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開くとこんな感じ

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65インチのテレビがぴったりおさまります。
65インチて・・・。

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ザ・たっちも目の前にいる感じ!(^^)!

そして、別のお客様のところに行ったときに、既製品のTVボードを見させてもらったのですが、とても面白い工夫がされていましたのでパク・・・参考にさせて頂きました。(S様ありがとうございました。)

どんな工夫かと言いますと、DVDフレーヤーなどを置くところの後ろにコンセントタップを置けるスペースを作ったり、テレビとの配線コードの穴は当たり前ですが、縦仕切りや棚を裏の壁まで仕切らないようにしてあります。

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中央の棚です。

縦仕切りと棚は後ろの壁までありません。

10センチほど空けてあります。

コンセントはモデムの裏にあります。

各機器の裏には配線がごちゃごちゃしていますが、上横とも仕切りがないため配線の接続が楽にできます。

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ブルーレイプレーヤーやPS3or4を置く棚

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無線LANなど。

コンセントタップも楽におけます。

ほんとにちょっとした工夫ですが、とても便利だなと思いました。

もしかして、けんちゃんが知らなかっただけで、常識だったりして・・・。

皆さんも、TVボード作るときはパクってください(*^^)v

サンクス建設の重要な打ち合わせ!!

今日は、サンクス建設にとって、とても重要な打ち合わせがありました。
何かと言いますと、今度の冬の「あったか体感会」に向けての広告の打ち合わせです。
なんと言っても、床暖房で暖かい家を提供していますので、冬の「あったか体感会」に1年間の全精力を注ぎます。

そして、失敗は許されないのですっ!!

とまぁー、気合は入っているのですが、打ち合わせまで色々と考えてはいるものの、どのような内容にするかはあまり決めていません。
なぜかというと、やはり広告のことは広告のプロにまかせたほうがいいと思うからです。
そして、助っ人として数年前からお世話になっている広告代理店の㈱平成広告宣伝事務所の下山さん(右手前)と熊日のライター小川さん(右奥)です。

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私は、色々と思うことをぶちまけて、下山さんと小川さんにはできるだけ消費者視点での意見を出してもらっています。
とりあえずは、テーマを決めていろいろ意見を出し合うのですがまとまりません。
逆に、使ってみたい素材やフレーズなど、細かいものを色々と吟味してみます。
そのようなことを何回か繰り返していくと、自然と余分な所が無くなって行き、本当に伝えたい内容が残ってきます。
1時間半かけて、今回の冬の見学会の広告内容が決まりました。

今年の、内容としては高断熱高気密だけでは本当の快適さは得られないというもの。
健康、快適な室内環境としては温度や湿度、床暖房の温度、気流、温度差などの指標があります。

皆さん分かりますか?

いろんな数値があってわかりにくいのですが、いろいろ調べていたら、とても上手にまとめていらっしゃる記事があったのでリンクを貼らせていただきます。

こちら

合わせて、床の快適に感じる温度は23~26℃くらいです。

例えば、トイレや脱衣所と暖房室の温度差を3度以下するという指標がありますが、高断熱高気密住宅でリビングエアコンによる暖房を行った場合、この指標をクリアできるのでしょうか?

天井と床面の温度差を3℃以内に保つという指標も、間欠暖房で一旦空気や壁、床、天井の温度が冷えてしまった部屋では、温風暖房の場合、暖かい空気は上に上がり冷えた空気は下に下がり温度差が大きくなってしまい、なかなか難しいものです。

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画像はイメージですが、ハイブリッドソーラーハウスの強みはやはり床の暖かさと24時間連続して家中を床暖房で温めることだと思います。
24時間連続して温め続けることで、部屋間の温度差や上下温度差、時間的温度差がなくなります。
リンク先の温度のバリアフリーを作り出す温度指標は、ハイブリッドソーラーハウスだからこそクリアすることができます。
更には、自然エネルギー利用でランニングコストやエネルギー問題を気にすることなく快適に過ごせます。

ちょっと熱く語りすぎましたが、後はライターの小川さんと代理店の下山さんに、それぞれ良い文章とコピーと写真を考えていただくだけです。

サンクスの将来は小川さんと下山さんの腕にかかっています(笑)

階段下収納ができないと思ったけど・・・

プランを考えるときには、いろんなことを頭の中で3Dにして想像しながら考えますが、やっぱり現場でなければ出てこないこともあります。

今回は、いつも階段下収納を作る場所に洗面台があるので、階段下収納を諦めていました。

いざ、階段を作ることになった時に、大工さんと色々とアイデアを出し合ってなんとか有効に利用できるようになりました。

やっぱりいろんなことを工夫して、今までとは違うやり方でもやってみることが大事だと思いました。

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階段を洗面室側から見たところです。
横木の上に柱が建っていますが、その柱が階段の中心の親柱です。
その柱を中心に回り階段が掛けられます。
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階段を掛けている途中です。
階段の形がわかってきました。
踊り場の下が洗面台になります。
その洗面台の奥の回り段の所も、高さが1m位のスペースがあるのでそこを収納として利用します。
通常だと、親柱が床まであるので邪魔で利用できません。
柱を床に建てるのではなく、横木を入れることによって、入口を作ることができました。
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入口と階段下収納が完成です。
元々、この洗面台を置くところも、普通は階段下収納として利用するところですが、今回は洗面スペースとして利用しています。
踊り場のところは1800ミリくらいなので、ちょうど洗面台が収まります。
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クロスを貼ったところです。
収納の入口枠が壁から飛び出しているので、洗面台の引き出しが枠にあたってしまいます。
そこで、同じ枠材を洗面台が壁につくところに取り付け、入口枠に引き出しが当たらないようにしました。
もともとは全然予定していなかったことなのですが、なかなかいいアイデアで切り抜けられました。

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取り付け後の写真です。
きれいに収まりほっとしました。

南区富合町S様邸の外壁工事完了!!

外部工事が終わり、足場も外れました。

42坪にしてはなんだか大きく見えます。

今回の特徴としては、屋根の形と外壁、サッシの色です。

お客様のご要望としては、在り来りな外観ではなく、ちょっと変わった外観がいいというものでした。
とはいっても、屋根を奇抜にするわけにも行かずどうしようかと思っていましたが、写真のように今回は太陽熱(床暖房、湯沸し)と太陽光(発電)を利用しています。
ハイブリッドの太陽熱集熱パネルがあるため、一般的な切妻屋根だと太陽光発電パネルを設置する面積が限られてしまいます。
そこで、南側の屋根の棟を北側にずらし上り麺を延ばすことで南面を広くしました。
そしてさらに、1階玄関部分の屋根は緩い勾配の板金屋根にすることで、少し和モダン的な外観に仕上がりました。

外壁の色は、洋か和かと言ったら和の方で検討していました。
外壁のカタログで色々と見ていると、「おっ!! これ かっこいいねえ~!! これで決まりっo(・`∀´・)」という感じで決まりました。
2階は黒、1階は白。
しかもそのカタログで驚いたのは、サッシの色も外壁と合わせていたのです。
黒い外壁のところのサッシは黒、白い外壁のところのサッシは白です。
こんな発想は、今までありませんでした。
外壁は外壁で、サッシはサッシという別々のものと考えていましたが、白と黒なら色が合わせられるので、窓が強調されずすっきりとした外観になっています。

初めての試みですが、かなりうまくいきました。

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写真が曇り空で写りが悪いのが残念。

完成してからまたアップします。

スケルトンインフィルという考え方

今日は、構造的な話を。

スケルトンインフィルという言葉をご存知でしょうか?

簡単に言うと、構造上重要な骨格と間仕切り壁などの内装を別々に考えるというものです。
わかりやすい例としては、マンションなどの鉄筋コンクリートなどは頑丈な骨格で本体が作ってあり、部屋の間仕切りなどは構造とは関係なく簡易的な仕切り壁として作っています。
最近では、木造の家でもこのような取り組みが始まっています。

メリットとしては、
・柱や梁にかかる複雑な荷重を考慮しなくて済む
・将来のリフォームが容易に行える
・梁や柱のことを考慮せず、好きなところに間仕切りができる
・床貼り、天井張りなどの作業が簡単。
・2階の床は、下に柱がある所と無い所での差がなくなり一体となります。
アフターに行った時に、2階のドア両端の下に片方に柱が有り片方に柱がない場合は、梁の下がる量がそれぞれ違うため床に高低差が生まれ、ドアの建付が悪くなっていました。
もちろん、構造を工夫すれば問題が生じなかったのかもしれませんが、いっそのこと柱を立てないで大きな梁で全体を支えればいいのにといつも思っていました。

メリットだけではありません。
ハイブリッドの特徴でもある蓄熱コンクリートがあるので、キッチンやトイレ、風呂などの水回りの配置は変更できません。
木造なので、梁が架けられる幅は一般的に4メートルまでです。
リフォームの時には、間仕切りを外すと床にビスで固定した傷が残ります。
まだ他にもあるかもしれません。

2階の写真を見てみましょう。
桧の床と、天井のボード、外壁周りのボード施工が終わったところです。
中央に柱が2本立っているでけです。
極端な話、2階が一部屋でもOKです。

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間仕切り工事の施工中です。
子供部屋や寝室の壁を仕切っています。

将来お子さんが独り立ちした後は、物入れを撤去して広い部屋にしたりできます。
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これからの家づくりは一昔前とは違い、とても長持ちする家づくりになっています。
しかし、省エネ性、快適性が悪く不健康な家、しかも、間取りの変更も難しい家では、家の寿命の前に壊されてしまいます。
長く住み着いでもらうために、構造場重要なスケルトンはしっかりと長持ちしてもらい、将来変更が必要なインフィルはできるだけ簡易に作って、誰でもリフォームができるようにしておくことが、100年住宅に近付くのではないかと思っています。

南区富合S様邸断熱、気密工事

昨日に引き続き、今回は断熱気密工事です。

24時間暖房するために、蓄熱コンクリートに太陽熱を蓄え床暖房を持続させます。

大事な太陽熱を蓄熱コンクリートに溜め込んでまで使ってるのに、家の壁や窓天井から熱がどんどん出ていけば家は温まるはずがありません。
24時間暖房としっかりとした断熱気密はセットなのです。

断熱に関しては、充填断熱(柱と柱の壁の中に断熱材を充填する)と外張り断熱(柱の外側に断熱材を張り付ける)とがあります。
だいぶ前に、外張りは最高で充填は最悪と言っている本や、それに反論する本が出たりとか、的外れな戦いがありました。
結局はお互いただの断熱材で、断熱性能を表す数値があるのだから、それを見比べればいいだけの話です。
どちらの施工がやりやすいかや、金額などで色々と選択ができます。

詳しい説明はこちら

それでは、弊社では何を選んでいるかというと、壁は充填断熱で高性能GW(グラスウール)16キロ(1㎥当たり)100ミリです。
外張り断熱や現場発泡吹付けなど、比較的気密が良い断熱工事もありますが、どうしても値段が高くなってしまいます。
安価な、GWでもしっかりとした施工をすることによって、壁内結露を防ぎ、しっかりとした気密を取ることができます。

こだわりとして、裸のグラスウールを使用しています。
一般的には袋入りのGWを使用しますが、気密施工が難しく、気密性が悪くなるため、気密シートを別に張ります。
GWは壁の中で沈んで隙間ができるから、袋入りのGWを柱にしっかりと固定しないとダメだと思われていますが、上記のような密度の高いGWだと、しっかりとした弾力性があり、後で垂れ下がることはありません。

壁に裸のGWを施工したところ

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壁に気密シートを施工したところ

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気密シートには、もう一つ役割があり、室内の湿気を壁の中に入れないためのものでもあります。
壁の中の湿度が高くなると、断熱材の外側(外壁側)が冷えた時に結露して土台などを腐らせてしまう恐れがあります。
でも、基本的には冬場の場合は空気が乾燥していることと、24時間換気(3種の機械排気、自然給気の場合)で常に排気しているため室内は負圧になり壁内には湿気が入りにくいので大丈夫です。
まあ、それでも寝室などは寝ている時の汗や呼吸などで湿度が上がることもあるので、しっかりとした気密、防湿施工が必要です。

しっかりと施工しても入ってしまった湿気は、外に追い出してやりましょう。
ということで、外部には透湿防水シートを使用します。

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透湿防水シートと外壁材との間に隙間を作り、その隙間を空気が流れるようになっています。
上記で、GWはしっかりとした施工が必要と書きましたが、室内側の気密、防湿と外壁側の通気がセットの工事になっています。
この施工をしっかりやれば、バッチリなのですが、GWのイメージを落とそうとする人が未だにいるのが残念です。。。
でも、本当にしっかり施工できてない場合もあるので、注意が必要ですね。