合志市栄でハイブリッドソーラーハウスを建築中です。
ハイブリッドソーラーハウスのシステムのうち、核心部分の蓄熱床暖房がちょうど見られる状態です。
蓄熱に利用するコンクリートは、水分を多く含んでいるため、床を貼る前にボイラーで温めて水分を飛ばします。
今なら、蓄熱床暖房のコンクリートが暖まっている状態を、見て触って体感することが出来ます。
いずれ見えなくなってしまう床暖房の仕組みや、地震に強い頑丈な木造の骨組み、耐震金物等、この機会しか見ることが出来ませんので、ぜひお越しくださいませ。

今回も外構リフォームのご紹介です。
40年以上お付き合いのある親御さんと、学生の頃の先輩でもある息子さん夫婦です。
隣同士なのですが、駐車場の境界ブロックがあったため車の乗り降りの時にドアが当たって苦労していました。レンガの門柱も車の出入りには邪魔をしていました。この際思い切って全部撤去することで駐車場を広く使えるようになりました。
古い親御さんのカーポートは、柱が斜めになって危ないので撤去して、息子さんのカーポートを移設しました。息子さんの方には3台用の広いカーポートを新設です。
親御さんの玄関アプローチは、階段の段差が高いので段数を増やし段差を低くしました。タイルは滑りやすかったので滑りにくいレンガに変更しました。
お客様の満足度はもちろんですが、ご近所の皆さんからも褒めて頂いたらしく大満足のようでした。










【友の会】の話の前に、6月20日は「健康住宅の日」らしいです。
朝からテレビで林修先生が言ってました。
調べたら日本健康住宅協会という組織により登録されたようです。
どんな協会かと覗いてみたら積〇ハウスやらミサ〇ホームやら大〇ハウスの名前がありました。
サンクス建設も「健康・省エネ・快適」な家づくりを実践していますので、今後は「健康住宅の日」をアピールしていきたいと思います。
何で梅雨時期なのかと思ったら、この季節はカビなどで健康被害が懸念されるからだそう。
住宅の断熱不足が原因の、窓や押し入れの結露、かび、18度以下のの温熱環境の方が健康に悪いように思いますが。。。
さて本題ですが、毎年6月の第3日曜日には、ハイブリッドソーラーハウスを建てた方の懇談会【友の会】を開催しています。
県南地区(芦北、水俣、出水)は2003年から不定期で7回。
熊本地区は2008年からですが、熊本地震とコロナで4回休んでいます。今年で14回目です。
今年は、18組31名(子供4名)にご参加いただきました。

【友の会】には会則があります。
そのうち第4条は
「本会はハイブリッドソーラーハウスを建てて、住まうことを決断した者同士で、その決断の正しかった事をお互いに確認し合い、親睦を深める事及びハイブリッドソーラーハウスの普及に努める事を目的とします。」
ハイブリッドソーラーハウスは24時間全館床暖房の家なので、冬の快適さを他に共感しあえる人が、同じ家を建てた【友の会】でしか共感しあえません。
他にも、夏の快適な過ごし方や、冬の効率的な暖房の使い方などいろいろと意見交換もできます。
でも、真面目な話以外にお互いの趣味の話や、仕事の話、子供や介護の話など、お互い人生の先輩後輩でもあるので、いろんな話で盛り上がっています。
ハイブリッドソーラーハウスの第1号かは30年位前になりまして、現在102棟の実績があります。
最近は、リフォームのお話が良く出るようになり、駐車場をやり直したり、木製のウッドデッキをタイルのテラスにしたり、国の補助金を利用して大きな廊下の窓に内窓を設定して快適になったりと、お勧めのリフォームのお話も出ました。
サンクス建設は1985年創業なので、今年で40年になります。
今まで建てた家、これから建てる家も50年、60年と続けてお付き合いできるように頑張ります。
花見の時期となりました。
花冷えとはよく言ったもので、熊本も満開宣言はあったものの、とたんに寒くなり冬の寒さのようでした。
幾分か落ち着き、今週末は花見で賑わいそうです。
この時期は花粉や黄砂などで花粉症に悩まされる方も多いことでしょう。
10年位前からは、洗濯物を外に干さずに屋内で干す設計依頼が多くなってきました。
他にも、洗面台を脱衣室の外に設置することで、浴室使用時に脱衣室に入らず洗面台が使用できる工夫や、化粧台やアイロン台などの多目的に利用できるカウンターも好まれます。
1階にランドリースペースを計画した場合は、近くにファミリークローゼットを用意することで、衣服の片づけが楽になります。ファミリークローゼットには制服や仕事着や下着など、普段よく使用するものを片付けて、個室に普段着や季節ものを整理すると便利です。
ハイブリッドソーラーハウスは、冬場でも家中暖かいので、1階はもちろん2階の階段ホールなどでも洗濯物が良く乾きます。部屋干しは、冬場の乾燥対策として保湿にも貢献してくれます。








そういえば、ハイブリッドソーラーハウスは「健康・快適・省エネ」と言って来ましたが、省エネの部分の具体的な数字はお伝えしていなかったような気がします。
答えを先に言いますと、家中2階まで24時間温める床暖房が月に5000円前後で実現します。
ハイブリッドソーラーハウスは、春から秋にかけては太陽熱でお湯を沸かすので給湯代はタダです。冬は、太陽熱で床暖房をしますが、太陽の力だけではエネルギーが足りない時には、灯油や都市ガスの補助ボイラーで追い炊きをしています。冬は床暖房をするので太陽でお湯が沸きません。多少は沸きますが20~30℃くらいでしょうか。なので、冬の3か月は床暖房と湯沸かしに光熱費が掛かります。
我が家は、54坪の2階建て事務所併用住宅です。居住部分は43坪ほど。それぞれ、リビングや事務所には吹き抜けがあります。断熱性能は等級6です。屋根の上には太陽熱温水器が9枚設置されています。



実際の光熱費ですが、我が家の場合は12~2月に20リットルの灯油缶を5缶ずつ計15缶300リットル使用します。週に1.25缶ペースですね。まぁ、床暖房と湯沸かし分なのでそれぞれ半分ずつだとすれば、床暖房の1月の光熱費は灯油50リットルです。
120円/リットルだと6000円です。
54坪の家を、24時間2階まで温める床暖房が、月の光熱費6000円で実現しています。都市ガスの場合は1.5倍くらいは掛かります。
電気やガスの床暖房の光熱費を調べてみましたが、同じように24時間全館暖房をしているわけじゃないので比べられませんでした。一条工務店が全館床暖房をやってますが、太陽光発電込みの話になっていることが多く比べにくかったです。
我が家は事務所ありますので床暖房をメインで使用してますが、昼間仕事や学校で不在のお客様は少し床暖房の温度を下げて、朝と夜にエアコンで少し暖めているところもあります。灯油の使用量が抑えられ、灯油を買いに行く回数が減らせます。エアコンで暖房するので光熱費はあまり変わりません。
平屋の御宅では、2階まで温めなくてもいいので、半分くらいの光熱費の方もいらっしゃいます。
床暖房は、光熱費が掛かるので贅沢だしもったいないという意見もありますが、全館暖房で快適に過ごせて健康にも良い暮らしができるのが、月に5000円前後で実現できるのはとっても贅沢な床暖房だと思っています。
2/1・2日(土・日)は東区保田窪のサンクスモデルハウスにて「あったか体感会」3回目を行います。
先日、長嶺西の会場に来られたお客様は、「リビングに電気の床暖房を設置したのに、運転中に足を暖めるだけで部屋は暖まらないし、廊下に出たら冷たいので残念。」とおっしゃられていました。
今までの常識的な床暖房の欠点は、まさにお客様の言葉通りで、床暖房のデメリットと良くないイメージだと思います。
ハイブリッドソーラーハウスは、太陽熱を利用するのでランニングコストは抑えられ、廊下やトイレ、洗面所などリビング以外も床暖房で温めます。
蓄熱床暖房の蓄熱の効果により、寒い夜から明け方まで床暖房の輻射熱で24時間家中を温めてくれます。
今回の会場は、リビングに吹き抜けと階段がある2階建てです。
リビング吹き抜けと階段があると、一般的には温かい空気は軽いので2階に上がって行き、冷たい空気が1階に下りてきて温度差ができ、頭は暖かいけど足元は冷たいという状態になって不快です。
ハイブリッドソーラーハウスは熱源が床暖房なので、足元付近が一番あったかく輻射熱による暖房なので上下温度差がありません。
床暖房による全館暖房の、心地よい季節のような快適さを体感してみてください。




毎年冬になると、ヒートショックの話題が上がります。
ヒートショックに関連する死者数は年間17、000や19、000人という統計もあることをご存じでしょうか。
東日本大震災では、2万人以上の犠牲者が出る大変ショックな出来事でしたが、それと同じくらいの方がヒートショックによって毎年亡くなっているのです。
不思議なことに、ヒートショックというのは日本特有というか欧米にはありません。
なぜなら、欧米ではセントラルヒーティング(家全体を暖める)が当たり前になっているからです。
家全体を暖めるのは、日本の感覚では贅沢でエネルギーを無駄に使っているという感覚ですが、欧米では室温が低いと健康を害するという検証がなされているので、寒い家の方が病人が増え医療費が増えてしまうという考え方です。
さらに、セントラルヒーティングを前提に家づくりをするので、高性能な建築が求められ高断熱高気密な省エネ化も進んでいます。
昨今では、日本でも住宅の室温と健康の関係性の実地検証が10年以上行われ、寒い家は健康を害するという事が分かってきました。
そこで、2023年度から断熱改修や窓の断熱化などに、国が補助金を出して推進しています。
2025年度の補助金事業も決定しています。
この機会に、窓の断熱化などによりヒートショックの少ない暮らしをお勧めいたします。
【温度のバリアフリー】を実現できる太陽熱床暖房の家の「あったか体感会」も開催していますので、温度差の無い暮らしを実際に体感してみてください。
