さぁ~ ブログを更新するぞ~!!
以前紹介した我が家のネコちゃん。こちら(記事の一番下)
もらってきた当初は死にそうだったけど、今はこんなに仲良しになりました。
満面の笑みの最近4歳になった奏太(かなた)くんに、無理矢理抱きかかえられて愛されている さくらちゃん。(掃除機の先っちょが大嫌い)
得意げな顔の最近4歳になった奏太(かなた)くんに、無理矢理座らされて愛されている なるとくん。(何事もやる気がない。)
こんなに仲良くなりました(笑
さて、今回は妹さんのK様邸の進行状況を。
今回の瓦はグリーンです。
ゴムアスファルトルーフィングの上にコレクター(簡単に言うと天日)を取り付けます。
2番目の写真でコレクターの横に緑色の板金が見えますが、これはすて谷と言います。
瓦とコレクターとの間にはどうしても隙間ができるので、雨が中に入ったときのために
あらかじめ入れておく防水のための樋です。
5枚目の写真では一応、瓦とコレクターの隙間を板金でかぶせていますが、横風の強い
雨の時には、中に入り込んで漏れてしまいます。
しか~し!!
先にすて谷を入れておいたので安心です。
もちろん、全体にルーフィングも貼ってあるのでさらに安心。
こんな感じで、外壁や屋根には何重かの防水対策がしてあります。
おっと 屋根だけでえらく熱く語ってしまった。
それではお次は内装工事を見ていきましょう。
2階の天井下地工事です。
外部に断熱材を入れ防湿気密シートを貼りました。
おっ!! 新人君ががんばって天井に防湿気密シートを貼っています。
どうですか!!
ビヤ~っとシートが貼ってあって気持ちいいでしょう。
天井からのすきま風はありませんよ。
天井のプラスターボードもビヤ~っと貼れます。
桧の床板もビヤ~っと貼れます。
さっきから、何が言いたいかと言いますと
こちらの写真は昔のやり方です。
柱や間柱、筋交いが間仕切りの所に建っています。
天井に防湿気密シートを貼ったところです。
今から床を貼るところです。
どっちが仕事しやすそうですか?
特に、シートを貼ったところの筋交い部分や間柱部分ですが、でこぼこした部分を隙間無くシートを
貼らなければいけません。
そりゃまじめなが大工さんですからがんばってやってくれていましたが、さすがに大変だろうと
施工の仕方を考え直して現在のやり方に変更しました。
もちろん気密性能は上がり、作業効率も上がり、おまけに間仕切りは後から作るので
将来のリフォーム時にも間仕切りの変更がしやすいというおまけ付き。
もう、今では何でみんなこのやり方をやらないのか不思議なくらいです。
あっ!! ひとつ言い加えますと、柱が建たない分、梁は通常より大きい材料を使っています。
最後にちょっとした小ネタですが
こちらは、大工さんが作った造作出窓。
サッシ一体物もありますが、お値段がかなり高いです。
それと、出窓は外部に飛び出しているので、断熱に関してはかなり不利です。
造作出窓にすれば写真の白い部分のように断熱材を入れることができます。
まぁ それでも他の窓よりは冷えるので結露しやすいですが・・・。
一体型よりは数段ましです。
こちらは、外部のコンセント部分。
コンセントは気密シートを切らないと取り付けられないのですが、切った部分には補修として
もう一枚気密シートを貼ります。
これで、コンセントからのすきま風が無くなります。
これは意外と皆さん知らないけど重要なことで、知らないとまずやらない工事です。
まぁ 熊本でというか、全国的にもグラスウールで気密シートを貼っているところは少ないようで、
しっかり気密をしているところは現場発泡系の断熱材か外張り断熱でしょうね。
その代わり。高いです。
うちは、知識と工夫と技術力で安く性能の良い建物を造ろうとがんばっています!!(ドヤッ