地震で住むところをなくした人で、仮設住宅やみなし仮設に住んでいらっしゃる方が23000人いらっしゃいます。（熊日 11月15日号）それぞれに事情があってのことでしょう。高齢で二人暮らしの方は、いまさら自宅を建てるのを躊躇されたりするでしょう。とは言って、貸家やアパートでは暑さ寒さが身に応え，特に冬の寒さは健康上も良くありません。
そういう方々のために、太陽熱で家中、24時間暖かい家を手ごろな値段で提供できないかと検討してまいりました。その結果18坪の2ＬＤＫ平屋で，消費税抜き1280万円の企画住宅ができました。間取りは自由で18坪より面積が増えればその分高くなり、小さくなればその分安くなります。冬は太陽熱利用の床暖房なので，灯油やガスを燃やして暖房するのではないので、火災の心配もなく部屋の空気も汚れません。春から秋は家中に使うお湯も太陽熱で賄います。年間の光熱費が少なくて済みます。
出来上がってみると仮設住宅にお住いの人だけでなく一般の小家族向けにも喜ばれる家にもなりました。
また、地震被害のため解体した跡地をお持ちの方や、不動産会社の方がこのような素晴らしい家を貸家として提供されれば、一般の貸家と差別化できて，多いに土地の有効活用に資するでしょう。
2LDKモデル
小家族向け 平屋標準仕様
60m^2（18.5坪）
総額1,280万円（税抜き）
